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皆さんは「キンカチョウ」をご存知でしょうか。
ペット初心者でも飼いやすく、手のひらサイズ感が可愛らしいと人気を博している鳥です。
しかしキンカチョウは寒さに弱いため、ケージ内を暖かくしておく必要があります。ここでは温度管理の方法について具体的に解説していきます。
そこで今回は「キンカチョウの特徴やおすすめヒーター3選」をご紹介します。
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キンカチョウの特徴
キンカチョウの特徴を以下の表にまとめました。
生息地 | オーストラリアやインドネシアなどの乾燥地域 |
---|---|
大きさ | 全長約10㎝ |
重さ | 約12g |
寿命 | 2〜3年 |
値段 | 2,000〜5,000円 |
さらに詳しい特徴を以下にてご紹介していきます。
オスとメスの見分け方
キンカチョウは、オスとメスで模様が違うため、見分けがつきやすいのが特徴です。
以下の表で確認してみましょう。
キンカチョウの性別 | 特徴 |
---|---|
オス | ・頬に丸いオレンジの模様がある
・胸元に白と黒のしましま模様がある ・くちばしや足の色が鮮やか |
メス | ・頬のオレンジ模様がない
・胸元の模様もない |
オスの方が模様がはっきりしていて、メスはひかえめなことがわかります。
しかしメスの方が、日本の里山の鳥に見た目が近いため、親しみやすさから購入していく方も多いようです。
キンカチョウの鳴き声
キンカチョウはとてもおしゃべりなので、リズム良く「ピーピピッ」や「ペーペーペー」といった鳴き方をします。
猫に似た声も出すこともあるため、いろんな声から気持ちを読み取ることができるでしょう。
つがいで飼育すると、会話が鳴り止まないときも。つがいで飼うなら近所迷惑にならない対策をおすすめします。
キンカチョウは懐きやすいか
引用元:アトリエちゅうりっぷ / atelier tulip
キンカチョウは臆病な性格なため、比較的なつきにくいとも言われています。
そのため手乗りや肩乗りに挑戦するのは難しい傾向です。
ムリに触るのはおすすめできません。上記動画も参考に、個体によって対応を探るという考え方でキンカチョウに接してください。
キンカチョウの手乗りを実現させたいなら、雛から飼うことがポイントです。雛の時期から、人の手に慣れさせ、手乗りのトレーニングをしましょう。
大人のキンカチョウよりも手乗り実現率はアップします。
カラーバリエーションも豊富
ペットショップなどで販売されているキンカチョウは、ノーマルカラーのタイプが主流ですが、中には珍しい柄のキンカチョウもいます。
そのため、約50種類ものカラーバリエーションがあるようです。
よく見かけるキンカチョウは下記のような4種類があります。
フォーン | ・薄い黄褐色な体
・頬の模様などはノーマルと同じ ・胸元や尾の模様の色はダークブラウン |
---|---|
イザベル(グレーイザベル | ・全体的に灰色がかった体
・頬の模様などはノーマルと同じ ・胸元に模様はあるが、色素が薄い |
ペンギン | ・全体的に灰色
・涙マークがない ・ペンギンのように背中とお腹でくっきりと色が分けられている ・オスは頬のオレンジ模様があるが、メスは完全にない |
ブラックチーク | ・黒い頬の模様
・体全体はノーマルに近い色合い |
キンカチョウを飼育するなら保温が必須
キンカチョウは寒さに弱い鳥のため、飼育する際は保温が必須となります。
キンカチョウのケージ内は20〜25℃になるように、小動物用のヒーターなどを使用して調節してあげましょう。
また、時期によって温度調節が難しくなるため、夏場はエアコンとの併用に気をつけるなど、こまめな温度管理が必要です。
保温のしすぎは禁物
キンカチョウに関わらず、どんな鳥でも温かい時期になると繁殖活動に入ります。
そのため、保温をしすぎると発情してしまう可能性も。
頻繁に発情してしまうと、病気にかかるリスクが上がってしまうことも考えられるため、適度な温度になるようコントロールしてあげるのが大切です。
ヒーター以外に温められる方法
『鳥の簡易的保温(通院)』
カイロやゆたぽん等があれば良いですが、もしそれらがない場合はお湯入りペットボトルを2本ほどいっしょにカバンに入れると暖かくできます。
ペットボトルに1/3まで水を先に入れ、残り2/3は沸騰したお湯を入れます。そうすると、約60℃のお湯入りペットボトルができます↓ pic.twitter.com/NyMsX0ST8j— 髙木慎介@鳥の獣医師 (@takagibirdvet) October 16, 2023
小動物用ヒーター以外に、キンカチョウを温められる方法はあるのでしょうか。
上記SNSでは、通院時の簡易的な寒さ対策として、ペットボトルに熱湯を入れる対処法が紹介されています。
日常的には一定の温度をキープすることが望ましいので、以下の内容を参考に保温を維持してみましょう。
①窓の近くはNG!ケージの場所を変えよう
キンカチョウのケージを窓の近くに置いておくと、隙間風や窓の冷たさによって冷えてしまうためおすすめしません。
なるべく窓から離した場所にケージを置きましょう。
また、ケージを床へ直置きするのもおすすめしません。
床は冷たい空気が流れているため、ケージを置く高さは床から1m高い位置に設置するのがおすすめです。
②エアコンで部屋を温めよう
部屋に設置してあるエアコンなどを使用すると、ケージ内も暖かくなるためおすすめです。
しかし小動物用ヒーターと併用する際は、ヒーター内に温度計を設置するなどしてキンカチョウが温まりすぎていないかなどの確認もしておきましょう。
また、部屋に放す際は火傷の原因となるストーブなどにも注意してください。
③ケージ丸ごとタオルやビニールで覆ってみよう
引用元:しろきな - no inko no life -
ケージの外側をタオルやビニールなどで覆ってあげると、温度が下がりにくいのでおすすめです。
ただ、タオルやビニールで覆うときはケージの内側から突き誤飲することがあるため注意しましょう。
上記の動画では、ポリカーボネート中空板を活用してインコのケージを覆う保温壁を手作りされています。
ポリカーボネート中空板
ポリカーボネート中空板で保温構造を手作りするメリットは、覆った後でもキンカチョウの様子が見えることです。
他に、取り外しできる構造での換気しやすさ、ケージより大きなサイズで手作りすることで誤飲防止も可能などもあります。
中空ポリカの素材感やサイズ、値段などは下記ボタンからご確認ください。
透明アクリル 防寒カバー
引用元:バードケージ とりまる 鳥かご カバー(Amazon)
鳥かご用の透明アクリルケースは市販されています。キンカチョウの寒さ・保温対策として、有効です。
ただ、直射日光が当たりすぎると高温になりすぎたり換気する必要があったりします。
透明カバーもポリカ中空板も、かぶせっぱなしにはしないようキンカチョウの様子や温度を確認して活用してください。
キンカチョウ用ヒーターの選び方
今日から10月!
今後に備えて保温電球を試運転させてみたら早速お気にめしたようで近くでウトウト。普段この場所ではあんまりリラックスした姿見せないのになぁ。昼間はまだ20度以上あるのにもう使った方がいいのかなぁ。(←甘やかしすぎ?)#錦華鳥 #キンカチョウ pic.twitter.com/ysvU6FZNFi
— 文鳥フリスカと錦華ぽこ (@Friska_bun) October 1, 2017
キンカチョウ用のヒーターを選ぶ際は、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
選ぶ際のポイント3つをご紹介していきます。
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①しっかり保温できるヒーターを選ぼう
キンカチョウはとても寒がりなので、しっかりと保温できるヒーターを選ぶ必要があります。
冬に限らず年中保温が必要で、ヒーターは常に稼働している状態になるでしょう。
そのため、安く済ませてしまうと保温力が低かったり、すぐに壊れて急に温度が下がってしまうなどの事態になりかねません。
キンカチョウの健康維持や飼育環境を整えるためにも、ヒーターの性能は口コミや性能など吟味して選びましょう。
②環境に合ったパワーのヒーターを選ぼう
キンカチョウのケージ内や、ケージを置く部屋の温度はさまざまなため、環境に合うパワーからヒーターを選んでみましょう。
上記はAmazon鳥かごアクセサリ部門で人気の鳥用ヒーターです。オン・オフが電源抜き差しのみで温度調節も不可ながら、「鳥が身を寄せてる」「10Wなので」といった理由から選ばれています。
ケージ内を素早く温めたい場合や、エアコンで温めた部屋がキンカチョウにとって肌寒い場合など、W数の高いケージ用ヒーターもおすすめです。
また、昼間は温かかったが、夜は寒いといったこともあるため、昼夜でどれほどの温度差があるのかを確認し、ヒーターのパワーを調節しましょう。
③安全対策がされているヒーターを選ぼう
ヒーターの電気コードを突いて感電してしまう可能性もあるため、カバーが付いているなど、安全対策がされているヒーターを選びましょう。
中にはキンカチョウから見えない位置にコードがある安全なヒーターもあるのでおすすめです。
上でもご紹介したヒーターのコードは、噛み防止の機能性が装備されています。
電球タイプは、周りの燃えやすい物が発火する可能性もあり非常に危険です。
キンカチョウにおすすめのヒーターのタイプ3選
ヒーターは大きく3つのタイプに分かれており、キンカチョウがいる環境や、ケージの大きさによって特徴や使い方が異なります。
1つ1つ紹介していくので参考にし、購入を検討してみましょう。
①真冬に最適の「保温電球」
引用元:株式会社マルカン(Amazon)
「保温電球」は、熱を放射することによってケージ内を温めてくれる保温器です。
速攻性もあるので、すぐにケージ内を温めたいという場合に向いているでしょう。
つがいや複数のキンカチョウを飼っているケージにもおすすめです。
しかし、温めすぎてしまうと熱中症の危険もあるため、電球タイプはケージの端に設置しましょう。部分的に温められるヒーターなどと併用して温度差のある空間を作ってあげるとベストです。
②エアコンと併用できる「パネルタイプ」
引用元:三晃商会(Amazon)
「パネルヒーター」は薄い板のような形状になっており、ケージの下や側面に取り付けることで温かみを与えます。
部分的に温かい場所を作ることができるため、エアコンとの併用がおすすめです。
寒いと感じたらキンカチョウ自身がパネルの方に行き、温まることができるできるので、こまめな温度調節は必要ありません。
ほとんどのパネルヒーターは、キンカチョウに見えない場所にコードがあるため、突いたりする心配もないでしょう。
③軽快にしにくい「止まり木タイプ」
引用元:マルカン(Amazon)
「止まり木タイプ」は、ケージ内で止まり木とヒーターが一体化しているのが特徴です。
じわじわと足元から温かみを感じられるため、少し寒いなと思った時にキンカチョウが自ら止まりに行けます。
しかし、ケージ全体を保温することはできないため、サポート程度の考えで取り入れましょう。
その他に必要な飼育アイテム
キンカチョウにはヒーターが必要不可欠であることをお伝えしてきましたが、その他に飼育に必要なものは何があるのでしょうか。
以下の2つを参考にしてみましょう。
①ケージ
ケージは、キンカチョウが抜け出さず小さすぎないものがおすすめです。
キンカチョウは意外と活発に動き回るため、小さすぎるとストレスが溜まってしまいます。
また、止まり木や餌入れなどがすでに取り付けられているケージも販売されているため、買い揃えるのが大変と感じている方は、ぜひセットになっているものを購入してみましょう。
②餌
引用元:ANIF(Amazon)
野生では穀物類や種子類、さらに昆虫などを好んで食べていますが、飼育下では上記のような皮付き混合シードがおすすめです。
キンカチョウの個体によって食べる量も異なるため、1日にどれくらい食べるのかを把握しておきましょう。
また、飼育下でも白菜やチンゲンサイなどの葉野菜なども好んで食べます。
「キンカチョウ用の餌」はなかなか販売されていないため、「小鳥用」や「文鳥・インコ用」の餌を購入するようにしましょう。
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ニオイノンノ
半永久的に使用可能なので、原液をストックしておけばいざというときに役立ちます。
ニオイノンノは、エアコン・生ごみ・衣類・トイレなどの消臭にも利用できます。
そのまま使えるニオイノンノ、置き型タイプの消臭剤つぶつぶニオイノンノなど製品ラインナップも充実。原液も35ccから購入できます。
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オオトカゲのウンチの匂いもほとんどしなくなる!
3年前から使ってるけどかなりいいよ!
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— アニマルタイガ (@animaltaiga8) January 18, 2022
原材料 | 松・椿・カタバミ |
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香りの系統 | フォレスト・パイン |
容量/価格 | 500cc/1,100円 |
メーカー | 株式会社フローラ |
原産国 | 日本 |
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キンカチョウの快適な環境をヒーターで整えよう
キンカチョウは初心者でも飼いやすいと人気のペットではありますが、寒がりという特徴があるため小動物用ヒーターをしっかりと取り付けるのが大切です。
ヒーターが必要な季節は冬だけではないため、年中稼働できる製品を選ぶ必要があります。
しかし、保温しすぎると熱中症になったり、繁殖期が通年発生してしまうこともあるため、ケージが置かれている環境に合わせた方法で保温してあげましょう。
キンカチョウは寿命が2〜3年と短いため、少しでも長生きできるようヒーターなどで保温し、快適な環境を作ってあげてください。