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モルモットのような小動物を飼う際に気になるのが寿命ではないでしょうか。特にモルモットを初めて飼う人にとっては、寿命が少しでも長くなるような飼い方が気になるかもしれません。
- モルモットの寿命や寿命を伸ばす飼い方
- モルモットが死ぬときに見せるサイン
- モルモットがなつく方法
この記事では上記の内容とあわせて、種類別のモルモットの値段相場・モルモットがかかりやすい病気・モルモットを飼うデメリットなども紹介していきます。
Contents
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モルモットの寿命は4〜8年
モルモットの寿命は個体差や性別によって多少の差があるものの、だいたい4〜8年です。飼育環境が良いと10年以上生きるモルモットもいます。
オスのほうがメスよりも体が大きいこともあり、どちらかというとオスのほうが長く生きる傾向が高いです。
また種類の違いで寿命に大きな差はないものの、アルビノや体毛が少ない種類のモルモットは、短命になることが多いとされています。
モルモットの寿命のギネス記録は14年10ヶ月!
引用元:ギネス公式サイト
ギネス記録として認定されたモルモットの寿命は、なんと14年10ヶ月です。上記がモルモット最高齢のギネス公式サイトのページ。
モルモットの平均寿命は4〜8年程度なので、約1.5倍も長生きしたことになります。
モルモットの14歳は人間の年齢に換算すると、140歳くらいなので、かなりのご長寿モルモットですね。
モルモットと人間の年齢の比較
まずは、モルモットと人間の年齢が一目でわかる比較一覧表からご紹介します。
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年齢の比較一覧表をタップして開く
モルモットの年齢 | 人間の年齢 |
---|---|
1歳 | 18歳 |
2歳 | 28歳 |
3歳 | 35歳 |
5歳 | 50歳 |
8歳 | 75歳 |
10歳 | 90歳 |
上の表はモルモットの年齢を人間の年齢に換算したものです。モルモットの1年は人間の10年に相当するといわれています。
しかし、飼育環境・個体差・栄養状態などによって多少の違いが生じ、上の表が換算年齢の目安になることが多いです。
モルモットは2歳頃から繁殖が可能になるので、幼少期が短く成体の期間が長くなります。
シニア期は3〜4歳頃から始まり、次第に老化。5~6歳で人間の年齢で50歳以上になります。
【種類別】モルモットの特徴や値段相場
モルモットは品種改良が頻繁に行われたため、種類が豊富です。
数種を除けば、種類の違いで寿命が大きく変わることはほとんどありません。
しかし特徴や性質は種類ごとに異なり、モルモットの値段にも違いが生じやすいです。
まずは、モルモットの品種と料金を比較一覧表でご紹介します。
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モルモットの種類 | 値段相場 |
---|---|
イングリッシュモルモット | 2,000円〜4,000円 |
アビシニアンモルモット | 5,000円〜7,000円 |
スキニーギニアピッグモルモット | 15,000円〜30,000円 |
テディモルモット | 8,000円〜15,000円 |
シェルティモルモット | 8,000円〜10,000円 |
ペルビアンモルモット | 8,000円〜10,000円 |
レックスモルモット | 12,000円〜15,000円 |
テッセルモルモット | 4,000円〜15,000円 |
クレステッドモルモット | 8,000円〜10,000円 |
つづいて、モルモットの種類別の特徴と値段相場をそれぞれ紹介します。
イングリッシュモルモット【2,000円〜4,000円】
イングリッシュモルモットは手に入れやすいモルモットで、寿命も比較的長いです。
少し臆病な性格で慣れるまでは警戒心が強いですが次第に慣れていきます。そのためなつきやすい種類とされています。
毛色は白黒茶の三毛・オレンジと白・グレー・クリームなどがあり、短くて柔らかい直毛が特徴です。
アビシニアンモルモット【5,000円〜7,000円】
アビシニアンモルモットも比較的丈夫なため、イングリッシュと同様長生きする傾向があります。
アビシニアンは神経質で臆病な一面があるものの、人に慣れやすくコミュニケーションがとりやすい種類です。
社交的で人に慣れやすい品種だといわれています。また、鳴き声で感情表現をしてくれるためコミュニケーションがとりやすい品種です。
毛色は白・茶・黒・グレーなどの色が単色や複数色で出ることが多く、体全体に10個以上のつむじがあることがアビシニアンの特徴ともいえます。
スキニーギニアピッグモルモット【15,000円〜30,000円】
スキニーピッグモルモットは、ほとんど毛がないモルモットです。他の種類と比べると、寿命が短い傾向にあります。
毛がないため寒さに弱く、皮膚病にかかりやすいので、飼育の際に注意が必要です。
人になつきやすい性質でコミュニケーション能力が高いとされています。飼い主さんの声を聞き分ける力にも長けているようですよ。
テディモルモット【8,000円〜15,000円】
テディモルモットは臆病で警戒心が強い性質です。
飼い主さんに心を開くまでは、過剰なスキンシップは控えることをおすすめします。
テディモルモットの特徴は全身の毛が縮れていることです。毛の質は柔らかく触りごごちの良いタイプと少し固くごわついた感触のあるタイプに分かれます。
シェルティモルモット【8,000円〜10,000円】
シェルティモルモットは毛の触り心地の良さから人気を集めている種類で、ペットショップでも手に入れやすいです。
慣れるまでは臆病で警戒心が強いとされているものの、穏やかで温和な性質なため、初心者でも飼いやすい種類とされています。
茶・黒・白・グレーの毛色を中心に様々な色が揃っていて、艶がありシルクのような触り心地の、長くてまっすぐな毛が特徴です。
そのため、ブラッシングなどのお手入れは欠かせません。
ペルビアンモルモット【8,000円〜10,000円】
ペルビアンモルモットは臆病な性質が強く出ているモルモットです。
飼い主さんに慣れるまで時間がかかるとされています。しかし一旦なつくと、他の種類のモルモットよりも飼い主さんの言うことを聞きやすいです。
ペルビアンモルモットはシルクのような長い光沢のある毛が特徴的で、直毛や巻毛など個体によって違いが出ます。直毛であっても、お尻付近の毛は巻毛になることが多いようです。
レックスモルモット【12,000円〜15,000円】
テディモルモットのように縮れた毛が特徴とされています。
他のモルモットに比べると、飼い主さんに慣れるまで時間がかかります。なついてもらうまでは、様子を見ながら適度にコミュニケーションを取ると良いでしょう。
テッセルモルモット【4,000円〜15,000円】
テッセルモルモットは臆病で警戒心が強いうえ、少々気難しい性質を持っています。
なつくまでは時間がかかるので、その間は過剰なスキンシップは控え、少しずつ慣れていってもらうと良いでしょう。
テッセルモルモットの特徴は長毛の巻毛が挙げられます。ブラッシングやシャンプーといったお手入れが必須です。
クレステッドモルモット【8,000円〜10,000円】
クレステッドモルモットは、モルモットの中でもより臆病で警戒心が強いとされています。
なつくまでは時間がかかるものの、飼い主さんに心を開いてくれると喜怒哀楽をしっかりと表現するようになるのです。
短い直毛なので、長毛種に比べると毛のお手入れはあまり必要ありません。頭頂部につむじがあるのが、クレステッドモルモットの印です。
アルビノは他の種類よりも寿命が短い
白い毛に赤い目のアルビの種は他の種類よりも短命です。
アルビノは突然変異で生まれる種類のため、病気にかかりやすく、体が弱い一面もあります。
毛のないスキニーギニアピッグモルモットも、アルビノ一種です。
モルモットが死ぬとき見せる6つのサイン
モルモットの寿命は小動物の中では長いほうに入るものの、お別れの日が来てしまうのは避けられません。
いざという場合に備えて、モルモットの死期が近いのかどうかを判断できるサインは6つほどあります。
ここではモルモットが死ぬときに見せる6つのサインそれぞれを解説。病院受診するかどうか、症状など合わせてご確認ください。
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【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
①食欲低下
いつもと比べてエサを食べない、水を飲む回数や量が減った、おやつも食べないなど普段と比べて、明らかに食事の回数や量が減った場合は注意が必要です。
食欲低下は一時的に起こる場合があるとはいえ、食欲低下の期間が続くようであれば、動物病院で診てもらうことをお勧めします。
【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
②体重減少
体重減少も一つの目安です。
体重減少は食欲の低下が原因になるだけでなく、運動量が減ることで筋肉が衰え発生することもあります。
モルモットは死ぬ直前は様々な要因が絡んだうえで体重が減少するので、死ぬときのサインの一つとして覚えておくと良いでしょう。
【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
③動きがなくなる
モルモットは死期が近づくと横たわったままで、動かなくなる状態が増えてきます。
動かなくなることが多くなってきた場合は、体に負担がかからないようクッションの代わりになるような物を敷いてあげるようにしてください。
【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
④下痢や嘔吐
下痢や嘔吐が増えてくるのも、要注意サインです。
特に体調不良や特定の病気でないにもかかわらず、下痢や嘔吐の症状が出てくると、内臓自体が弱ってきている可能性が高くなっています。
寿命が近づくと消化機能も弱ってくるので、下痢や嘔吐が続くときは注意してあげましょう。
【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
⑤体温低下
モルモットは元々寒さに弱い動物です。
普段と同じ室温にしていても、体温が下がり体が震えている状態が続くのは、死ぬときに見せるサインでもあります。
室内をいつも通りの室温にしたうえで、さらに小動物用のペットヒーターなどを活用して、暖めてあげましょう。
【モルモットが死ぬとき見せるサイン】
⑥呼吸が乱れる
死に際になるとモルモットは呼吸が乱れてきます。
短時間呼吸が止まったり、浅い呼吸と深い呼吸が繰り返されたりするような状況は、モルモットが死ぬときに見受けられることが多いです。
モルモットがかかりやすい病気7つ
引用元:まさの森・動物病院公式チャンネル
飼育環境や栄養状態など整っているモルモットでは、10年ほどの長生きのモルモットも少なくありません。しかし、高齢になればなるほど病気にもかかりやすくなるものです。
また、モルモットは体調が悪くても隠す傾向があります。見てすぐわかるほど体調が悪化しているなら、病状が進行している恐れも。
毎日、モルモットの活動やエサの減り方などチェックしておきましょう。上記のモルモットの病気について解説している動物病院ドクターの動画も合わせて参考にしてください。
では、モルモットがかかりやすい病気を具体的に解説していきます。
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【モルモットがかかりやすい病気】
①尿石症
尿石症は膀胱や尿道に結石ができてしまい、排尿がうまくできなくなってしまう病気です。尿石症にかかってしまうと、排尿時に痛みを感じて鳴き声をあげることがあります。
また排尿時の鳴き声の他に、元気がなかったり食欲が低下していたりする場合は、尿石症の疑いがあるので、動物病院で診察してもらうようにしましょう。
尿道に尿石がつまる病気で、遺伝やカルシウムやビタミンDの多い食事・水分の摂取不足・細胞感染などが原因と考えられています。痛みを感じてトイレの際に鳴き声をあげることもあります。
モルモットが尿石症にかからないようにするためには、カルシウムの多いエサを長期間与え続けないこと・常に新鮮な水を飲める環境にしておくことを心がけましょう。
【モルモットがかかりやすい病気】
②毛球症
毛球症とは消化器官の中に毛が溜まってしまう病気です。モルモットは自分で毛づくろいをする習慣があります。ただし、モルモットは毛の吐き出しができない動物です。
毛づくろいで抜けてしまった毛を自分で飲み込んでしまうと、体の中に溜まってしまいます。毛球症を防ぐためには、飼い主さんが毎日ブラッシングしてあげることが大切です。
毛球症のサインとしては、便秘・食欲低下・水ばかり飲むといった症状が現れます。重症化すると、フラフラしたりお腹がパンパンに膨れてしまったりする状態が引き起こされるでしょう。
毛球症の疑いがある場合は、すぐに動物病院で診てもらうことをおすすめします。
【モルモットがかかりやすい病気】
③不正咬合
モルモットは歯が伸び続ける動物です。食事をすることで、歯がちょうど良い長さに削られます。これは本来繊維質が多い牧草を食べることで、歯の長さが調整されるのです。
しかしエサの種類が牧草だけでなく、お菓子や野菜が中心になってしまうと歯が削られにくくなり、歯が飲み続けてしまいます。
歯が伸びすぎると噛み合わせが悪くなり、不正咬合が起きてしまうのです。不正咬合は歯が舌や頬に当たってしまい、痛みから食欲が低下したり、よだれが出たりする原因にも繋がります。
不正咬合になってしまったら、動物病院での治療が必要になってしまうので、予防のためにも牧草を与えるようにしてみてください。
【モルモットがかかりやすい病気】
④皮膚疾患
モルモットは皮膚疾患にかかりやすい動物です。
高温多湿な日本の気候では、シラミ・ダニ・カビなどが皮膚についてしまう可能性が高くなってしまうため、常にケージ内やモルモットが生活する場所を清潔に保つ必要があります。
モルモットが後ろ足でしきりに体を掻いていたり、毛のない部分が出てきてしまったり、フケがたくさん出てきたりする場合は、皮膚疾患が疑われるでしょう。
万が一、皮膚疾患にかかってしまった場合は、すぐに動物病院を受診することをおすすめします。
【モルモットがかかりやすい病気】
⑤熱中症
モルモットは日本の高温多湿な気候が苦手な動物です。寒さに弱いだけでなく、暑さや湿気対策にも気をつける必要があります。
特に夏は室温管理に気を配るだけでなく、脱水症状を引き起こさないよう、水分補給の対策もしっかりとるようにしましょう。
【モルモットがかかりやすい病気】
⑥ビタミンC欠乏症
引用元:こうちゃがーでん
モルモットはビタミンCが不足しやすい傾向にあります。自らビタミンCを作れないため、エサでビタミンCを補ってあげましょう。
上記の動画は、個人でげっ歯類などペットをたくさん飼育している女子の動画。ビタミンCをモルモットに与えています。
このように、ペットフードやサプリメントなど利用して1日に必要なビタミンC量を与えてください。
ビタミンCが不足すると、毛艶が失われ毛並みの悪化・体重減少・食欲低下・下痢などの症状が現れます。ビタミンC欠乏症が進行すると、関節周辺の内出血で関節の腫れや関節痛など発症する傾向です。
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【モルモットがかかりやすい病気】
⑦消化器疾患
消化器疾患はモルモットがかかりやすい病気とされています。
発症の原因は、モルモット用以外のエサを与えている・異物の誤飲・不正咬合できちんと噛めていないなど挙げられることが多いです。
しかし神経質な面があるモルモットは、ストレスから胃腸の調子を崩すこともあります。モルモットがストレスを受けないような環境を整えてあげることも、消化器疾患を防ぐ大切なポイントです。
モルモットが消化器疾患にかかっているサインは、食欲低下・お腹の張り・便秘・下痢などの症状が当てはまります。これらの症状が現れたら、動物病院ですぐに診てもらうと良いでしょう。
モルモットを飼うデメリットは寿命の短さではない!
モルモットの性質や飼育方法を知らないで飼い始めると、デメリットとして感じてしまう点がいくつかあります。モルモットを飼うデメリットは次のような点です。
- 鳴き声
- 匂い
- 何でもかじる
- 室温管理
- しつけができずマイペース
まず、モルモットは鳴き声で感情表現する動物です。このことを知らないと鳴き声がうるさいと感じることも。また、モルモットのオスは体臭や臭いがきつい傾向があります。
モルモットは何でもかじる習性があるので、部屋の中を散歩させるならかじられて困るものを隠しておきましょう。また寒さや暑さに弱いので、こまめな室温管理が必要になります。
さらにモルモットは基本的にしつけができません。何か覚えさせようとしても理解できないことがほとんどです。
モルモットの飼育に必要なグッズ
モルモットの飼育には次のようなグッズが必要になります。
- ケージ
- 巣箱
- 床材・ペットシーツ・すのこ
- エサ箱・給水器
- ヒーター
- おもちゃ
- トイレ
モルモットは警戒心が強いため、必ずケージや巣箱を用意してストレスがかからないようにしてあげましょう。
床材・ペットシーツ・すのこはモルモットがケージの中で快適かつ衛生的に過ごすためには欠かせません。すのこがあると、排泄物の処理やケージの掃除が楽になります。
給水器はお皿とボトルタイプがあり、モルモットが水を飲みやすい方を選ぶと良いでしょう。また、新鮮な水がいつでも飲めるような状態にしてくださいね。
モルモットの寿命を延ばす4つのポイント
モルモットには寿命があるとはいえ、ペットとして飼うのであれば、少しでも長く一緒にいたいですよね。
モルモットは繊細な動物なので、細やかなお世話が必要になります。モルモットが快適に過ごせるようポイントを押さえたお世話をすれば、寿命を全うするだけでなく、より長く健康に生きてくれるでしょう。
ここからはモルモットの寿命を延ばす4つのポイントを説明していきます。
【モルモットの寿命を伸ばすポイント】
①室温管理
モルモットは暑さと寒さに弱い動物です。特に高温多湿な気候は苦手としているので、温度が25度前後、湿度が40%~60%程度であれば、快適に過ごせるとされています。
真夏にお留守番させる場合は、エアコンをつけた状態にしてくださいね。室温が30度を超えると命に関わってくるので、特にいつも以上に気をつけると良いでしょう。
一方、寒さにも弱いモルモットは室温が10度を下回ると、寒さに耐えられなくなってしまいます。
室内を暖めるだけでなく、ペット用のヒーター・ケージの下に敷くホットカーペット・ケージを毛布で覆うなど、室温と状況に応じて対策するのがおすすめです。
【モルモットの寿命を伸ばすポイント】
②清潔な飼育環境
清潔な飼育環境はモルモットを飼ううえで大事なポイントです。ケージ中が不衛生な場合、皮膚疾患が発症しやすくなります。
モルモットはトイレのしつけができない動物です。そのため場所を選ばず排泄をしてしまうので、ケージ内をこまめに掃除しないと汚れたままになってしまいます。
不衛生な環境は皮膚疾患を招くだけでなく、細菌などが発生することで感染症にもかかりやすくなるでしょう。
不衛生な環境が原因の病気を発症させないためには、モルモットが生活する場所を常に清潔にしておいてくださいね。
【モルモットの寿命を伸ばすポイント】
③栄養バランスの良い食事
モルモットは草食動物です。牧草のチモシーや乾いた草をメインに野菜や果物などをエサとして与えることをおすすめします。
チモシーは繊維質が取れるので胃腸の調子も整いやすくなります。それだけでなく、チモシーを食べることで歯の長さも調整できるので積極的にあげると良いでしょう。
栄養のバランスを見て、ビタミンCと繊維質が豊富に含まれているペレットを与えたり、必要に応じてサプリなどでビタミンCが摂取できたりするようにしましょう。
病気予防に適したモルモット専用のペットフードを取り入れるのもおすすめです。
【モルモットの寿命を伸ばすポイント】
④ストレスを与えない
モルモットは元々警戒心が強く臆病な性質の動物です。特に環境や飼い主さんに慣れるまでは、過剰なスキンシップは避けると良いでしょう。
警戒心が薄れてきたら、モルモットの性格を見ながら積極的にコミュニケーションを取ってあげることをおすすめします。
モルモットは繊細なため、温度や湿度・騒音・スキンシップ過多・窓の外から鳥や野良猫が見え恐怖を感じるなど、ストレスの原因は様々です。
モルモットはストレスで亡くなってしまうこともあるので、安心して生活できるような環境を整えてあげましょう。
モルモットがなつく方法5つ
モルモットを飼い始める前に気になることといえば、モルモットがなついてくれるのかどうかではないでしょうか。
モルモットは個体差があるものの臆病で警戒心が強いので、心を開いていくれるまで多少時間がかかります。
しかし時間をかけてお世話をしてあげて、信頼関係ができてくると、なつくことが多いです。
ここではモルモットがなつく方法を5つ紹介していきますね。
【モルモットがなつく方法】
①年齢が若いモルモットを飼う
年齢が若いモルモットのほうが、早くなつく傾向があります。
はじめてモルモットを飼う場合は、ちゃんとなついてくれるか不安になるでしょう。
なるべく若い年齢のモルモットをお迎えすると、信頼関係を築くのにさほど時間がかからないので、おすすめします。
【モルモットがなつく方法】
②モルモットは性別で性格が違う
モルモットはオスでもメスでも、警戒心が強く、臆病な性質に違いはありません。しかし、性別によって性格に違いは出やすいです。
オスはなつくまで時間がかかります。ひとたびなつくと無邪気で甘えん坊な性格が出やすく、飼い主さんにも甘えてくることが多いです。
一方メスは、環境に適応するのは早いものの、飼い主さんに慣れた後でも必要以上のコミュニケーションは取らない傾向があります。
メスは温厚でマイペースな性格なので、モルモットとたくさん触れ合いたい場合は、オスのほうが良いかもしれません。
【モルモットがなつく方法】
③飼い主の匂いに慣れてもらう
モルモットは環境変化に適応しにくい動物です。匂いについても「慣れた匂い」にリラックスする傾向があります。
少しずつ飼い主さんに慣れてきた段階で、ケージの中に飼い主さんの匂いがする物を入れておくと、よりなつきやすくなるでしょう。
モルモットは慣れた匂いの中で、リラックスできる生き物です。そのためモルモットがリラックスできるケージの中に、飼い主の匂いがするタオルや衣類を置くことで、より飼い主に慣れてくれるでしょう。
【モルモットがなつく方法】
④モルモットは夜行性
モルモットは夜行性です。コミュニケーションは夕方以降に取ると、モルモットに負担がかかりません。
なるべく夕方から夜にかけて、一緒に過ごしてあげると、なつきやすくなります。
【モルモットがなつく方法】
⑤コミュニケーションをとる
モルモットとコミュニケーションを取るのは、ある程度飼育環境に慣れてからにしましょう。
名前を呼んで反応するようになったり、手からおやつを食べるようになったりした段階で、スキンシップをとることをおすすめします。
最初から抱っこをすると臆病なモルモットは驚き、逆にストレスになるでしょう。スキンシップも最初は撫でてあげたりと、少しずつ行うようにしてくださいね。
個体差があるものの、スキンシップにも慣れてくると、手に乗ってきてくれるモルモットもいますよ。
モルモットにストレスを与えるとなつきにくいので注意
野生のモルモットは草食動物で、常に群れで行動しています。警戒心が強いのは、敵から身を守るためく穴の中で生息している習性の名残りです。
臆病で警戒心が強いので、慣れるまでは人間にとっては些細なことがモルモットにとっては大きなストレスになってしまいます。
たとえばテレビや音楽の大きな音・明るすぎる部屋・子どもが触りすぎるような状況は、モルモットに大きなダメージを与えることが多いです。
環境や飼い主さんに慣れる前に、モルモットにストレスを与えてしまうと、警戒心を解くのにかなりの時間がかかってしまいます。
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まとめ
モルモットは飼い主さんと信頼関係を築くのに時間が少しかかる動物です。だからといって、ペットとしてモルモットを飼うと後悔してしまうような動物ではありません。
モルモットは小動物の中でも、寿命が比較的長めです。
モルモットが安心して過ごせるような飼育環境を整え、モルモットの性質に合った日々のお世話や健康が維持できるようなケアをしてあげると、少しでも長生きしてくれるでしょう。
ゆっくりと時間をかけて、お迎えしたモルモットと仲良くなっていってくださいね。