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チンチラは可愛らしい姿とふわふわの毛をした小動物で、最近SNSでの人気が高まっています。身体が小さいので、ペットとしても飼いやすいのも人気の理由です。
そんなチンチラですが、温度の変化にとても敏感な動物です。したがって温度管理を徹底する必要があります。
そこで今回はチンチラが温度管理をしないといけない理由について紹介していきます。
- チンチラは温度管理が難しい理由
- チンチラに適した温度
- チンチラための温度管理の方法
夏・冬の適温や温度管理が難しい理由についても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
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チンチラの特徴
チンチラはげっ歯目チンチラ科チンチラ属に分類されるげっ歯類で、ウサギやネズミにも似た小動物です。そんな可愛らしいチンチラの特徴を以下にまとめてみました。
サイズ | 約25cm |
---|---|
原産国 | 南米 |
寿命 | 10~20年 |
値段 | 25,000~85,000円 |
ペットとして販売されている値段は幅広く、カラー(種類)ごとに異なってきます。
カラー(種類) | 値段 |
---|---|
スタンダードグレー | 25,000~35,000円 |
ブラックベルベット | 45,000~55,000円 |
シナモン | 45,000~55,000円 |
ブラックエボニー | 55,000~65,000円 |
バイオレット | 75,000~85,000円 |
ホワイト | 75,000~85,000円 |
パイド | 75,000~85,000円 |
チンチラはオナガチンチラ・タンビ(チビオ)チンチラ・コスチナチンチラの3種類います。ペットとして流通しているのは、オナガチンチラのみです。
体臭やフンはほとんどにおいがなく、鳴くことも少ない品種オナガチンチラ。ペットとして飼いやすく人気があります。
下記それぞれの特徴をタップすると開くボックスでチンチラの特徴5つを解説します。
温度変化にデリケート
チンチラは温度・湿度の変化にデリケートな生き物です。
人間にとっては平気な暑さや寒さでも、チンチラにとっては生きづらい環境となっています。
したがって温度管理を徹底しなければなりません。
温度管理の方法については下記で詳しく紹介していきます。
運動大好き!砂浴びも必須!
チンチラは運動好きなので、ケージの中だけではなく部屋散歩もできるようになるといいでしょう。一緒に外を眺めたり、庭でひなたぼっこをしたりすると、チンチラも喜ぶかもしれません。
ただ、木製やプラスチック製の家具やグッズをかむので、かんでしまわないように対策は必須です。
また、チンチラは砂浴びをしないと病気になってしまいます。
皮脂腺から油「ラノリン」が出ていて、余分な脂を落としたり、毛穴を掃除したりするために、砂浴びをしなければならない習性があるからです。
1日1回はできるように、砂浴びの環境も整えましょう。
学習能力は高い!
チンチラは学習能力が高いので、名前を呼んであげると飼い主のとこにきたり、食事の時間を覚えたりします。
さらに、好奇心旺盛でなつきやすいのがチンチラの特徴です。
ただし個体差があるため野生の本能が強いのなら、最初は見守るようにしてください。
無理にスキンシップをするよりも、おやつをあげたりお世話をしながら徐々に慣れてもらいましょう。
冬眠しない
チンチラは冬眠しない動物です。
したがって室温が低くなり過ぎないようにするため、冬の温度管理は重要です。
部屋の温度が5度未満になってしまうと、疑似冬眠の状態になってしまいます。疑似冬眠とは、体がゆっくりと死に向かっている、目覚めることのない仮死の状態です。
冬の温度管理の方法については、下記で詳しく解説していきます。
ストレスに弱い
チンチラはストレスに弱い動物なので、下記のことに気を付けましょう。
- 部屋が騒がい
- ずっとチンチラを観察する
- 同じケージに別のチンチラも入れる
チンチラは夜行性のため、日中は寝ていることが多い動物です。
うるさくしてしまうと、まわりの音が気になって寝れず、ストレスが溜まってしまうかもしれません。なるべくケージは静かな場所に置くようにしてください。
また、チンチラをずっと見ていたい気持ちがあるかもしれませんが、見過ぎるとストレスになってしまうでしょう。チンチラがかまってほしいとき以外は、見過ぎないように注意してください。
チンチラは多頭飼いできなくはないです。ただ、年齢やカラー、性別による相性は色々。一緒のケージで飼う前に相性確認は必須です。
チンチラは温度管理が難しい?
チンチラは暑さ・寒さのどちらにも弱い生き物です。暑すぎると熱中症、寒すぎると疑似冬眠になる危険性があります。
したがってエアコンやヒーターなど、部屋の温度を管理できるアイテムは必須です。
その日の温度によって室温を調節したり、窓を開けて換気したりなどもしなければなりません。また、飼っているチンチラの年齢や身体の大きさなども、考慮する必要があります。
一年を通して、なるべく室温を同じにするように温度管理をしましょう。
チンチラに適した温度は?
ここからはチンチラにとって理想的な温度・適応できる温度・危険な温度について解説していきます。
人間にとってはそこまで大きな温度差がないように思えても、チンチラにとっては命にかかわる事態になることもあります。
たかが1度の差と思わずに、しっかりと温度管理することが大切です。
理想は18~21度
チンチラにとって18~21度が理想的な温度です。
18~21度にするには、エアコンなしでは難しいかもしれません。電気代はかかってしまいますが、チンチラのために必要な出費と考えましょう。
さらに言えば、チンチラにとって30~40%が理想的な湿度です。ですが湿度が少々高くなっても、温度が18~21度であれば適応できる範囲です。
温度を優先し、その後に湿度管理を行うと良いでしょう。
チンチラは25度まで適応可能
チンチラが適応できる温度は25度までと言われています。
ただしこの温度に設定する場合は、湿度が50%以下になっている必要があります。
湿度を下げるには部屋の換気をしたり、除湿器を使ったりするのがおすすめです。
どうしても室温を25度にしかできない場合は、湿度を下げる工夫をするようにしましょう。
25度以上は危険
25度を超えると、チンチラは熱射病になる危険性があります。
加えて湿度が高くなると、よりチンチラの体調が悪化してしまうでしょう。
人間にとって25度は平気かもしれませんが、チンチラにとっては命にかかわるほどの温度です。
室温が25度以上になっていたら、すぐに温度を下げるようにしてください。
チンチラに適した温度管理
チンチラにとって理想的な温度にするために、温度管理の方法を紹介していきます。
夏・冬・春秋のそれぞれの時期に合わせて温度管理することが大切です。
詳しく解説していきます。
夏はエアコンを使用する
日本の気候で夏にエアコンなしでは、人間もチンチラも生きられません。
エアコンを使用して、室温を下げるようにしましょう。風量や風向を自動にすることで、電気代をおさえられます。
エアコンを正常に動かすためにも、内部の掃除はしっかりおこなってください。掃除は週1回おこなうのがおすすめです。
冬はヒーター・毛布を使用する
冬でもチンチラの適温である25度以下にする必要があります。
ヒーターや毛布を使って、温度管理をしましょう。
最近ではケージに入れる用の小さいヒーターも販売されています。したがって、人間が使用する一般的なヒーターを用意する必要はありません。
寒い冬は部屋の温度を上げたくなりますが、室温の上げ過ぎにも注意してくださいね。
春・秋の温度管理
春と秋は比較的過ごしやすい気温の時期です。
その日の気温に合わせて、エアコンの温度を設定し、必要であればヒーターをつけましょう。
窓を開けて風通しを良くすることで、温度を下げることも可能ですがチンチラは風を浴びても体温が下がらないため注意してください。
昼と夜で寒暖差のある日も多いので、涼しい気候でも温度管理は怠らないようにしてください。
室温をチェックできる環境がおすすめ
アプリと連動して外出先でも室温管理できたり、温度が低くなると自動でスイッチが入ったりする温度管理グッズがおすすめです。
仕事がある日など、どうしても一日中家にいることができない場合に外にいても温度管理ができれば便利ですよね。
上記動画で絶賛されているグッズは、温湿度計が付いたスマートリモコンSwitchBotです。スマホのアプリから部屋の温度を確認しながら、遠隔でエアコンを操作することができます。
留守がちでもチンチラを飼いたいときや室温管理に困ったときなど、ボットやアレクサ連動タイプの温湿度計グッズも検討してみましょう。
チンチラは湿度が高いとどうなる?
チンチラにとって快適な湿度は約30~40%です。高湿度が原因で即時体調不良になることはほとんどありません。
ただ、湿度が高い環境が続いたり、チンチラにとって不快な状態が続くと下記のような症状の可能性はあります。
- 熱中症や食滞
- ストレスによる毛噛み
- 繁殖力の低下 など
日本の湿度の平均は約60~70%なので、チンチラの飼育には湿度を下げることがポイントになります。
毛噛みをすると、毛噛み部分が毛玉になったり、ボサボサした感じになったりします。上記インスタで、毛噛みしたチンチラ毛並みも視聴できるので、参考にしてみてください。
エアコンの除湿機能では、梅雨の湿気は30%ほどに下げることが限界です。エアコンと除湿器の併用は日本の高温多湿の梅雨では必須になります。
除湿器は安いものであれば2~3万円から買えるので、気になる方はぜひ検討してみてください。
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まとめ
今回はチンチラが温度管理をしないといけない理由、夏・冬の適温、温度管理が難しい理由について解説してきました。
チンチラは暑さ・寒さのどちらにも弱いので、理想の温度である18~21度にする必要があります。
夏はエアコン、冬はヒーターを使用しながら温度管理をしていきましょう。
温度管理は大変かもしれませんが、愛するチンチラのためにしっかりおこなってくださいね。