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また、うちの猫は散歩させるべきか悩まれている方もいることでしょう。
そこで今回は「猫の散歩」について解説していきます。
- 猫に散歩が必要かどうか
- 猫を散歩させるメリット・デメリット
- 猫を散歩させなくてもストレスが溜まらない方法
猫の散歩はどんな効果があるのかや、どんな猫が散歩に適しているのかなどもご紹介していきます。
Contents
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猫に散歩は基本的に不要
結論から言うと、基本的に猫に散歩は必要ありません。
猫にハーネスを取り付け、散歩させている飼い主を見かけることも増えてきました。ただ、犬のように高頻度で散歩が必要なわけではありません。
猫に散歩が不要な理由は以下のような理由からです。
- 猫にとって家の外は危険
- 室内での生活に順応
それぞれ解説します。
猫に散歩が不要の理由①
猫にとって家の外は危険がたくさん
猫に散歩が不要の理由の1つに、外の世界は危険リスクが高いことがあげられます。
外の世界は、交通事故・野良猫の縄張り争い・飼い主にも影響する感染症・ノミやダニなど、危険なことがたくさん待ち受けています。
猫が外に行きたがらない場合は無理に散歩に連れて行かないようにしましょう。
猫に散歩が不要の理由②
人間の生活に順応しているため
猫は人間の生活にすぐに慣れる傾向にあり、とくに子猫の頃から家の中で育てていると外の世界に興味を示さなくなることもあります。
外の空気を吸わせてあげたいと考える飼い主の方もいるかと思いますが、外に興味を示さない猫であれば、家を安全な場所と認識しているため散歩する必要もないでしょう。
家の中でずっと過ごしていても、完全室内飼いの猫であればそれが普通となるため、ストレスに繋がることもありません。
元野良猫や保護猫は
散歩した方がよい!?
元々野良猫や保護猫は散歩を検討してみましょう。
室内だけでは刺激や運動量が少なくなり、ストレスを感じてしまう可能性もあるからです。急激な環境変化やストレスにより、体重が増えたり部屋で暴れたりする元野良猫・保護猫もいます。
外の生活に慣れている猫で、散歩がストレス解消に繋がるなら、散歩に連れていってみましょう。
猫を外で放し飼いする飼育環境が
タブー視されつつある
なぜ、猫の散歩がクローズアップされているかというと、外での放し飼い猫をタブー視する風潮があるからです。
猫は室内での生活で不足ない性質はあるものの、室内だけの運動量では運動不足になる猫もいます。
不足している運動やストレス解消のため窓を開けて猫を外へ出すという選択を選んで問題ないエリアもあるかもしれません。
ただ、交通量が多く同じ建物ばかりの都会、慣れない場所で突然外に出すといった“外での放し飼い”にはリスクがあることは理解しておきましょう。
猫を散歩させるメリット3選
外の世界に興味を持つ猫が散歩をすると、どんなメリットが生まれるのでしょうか。
以下のメリット3つを参考にしてみましょう。
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メリット①
ストレス解消に繋がる
室内に毎日いると同じ空間に飽きてしまう猫もいます。
そのため、適度な散歩をさせることでリフレッシュに繋がり、愛猫のストレス解消が期待できるでしょう。
また、外の世界で暮らしていた元野良猫や保護猫の場合、外の空気を吸うだけで昔の記憶が呼び起こされ、気分が上がることもあります。
愛猫にとって外の世界がリフレッシュできる場所であるなら、定期的に散歩に出かけましょう。
メリット②
猫の好奇心が満たされる
外に興味を示す猫を散歩をさせることで、風や草の匂いを感じたり、鳥や虫の音や動きを感じたりと、あらゆる発見や刺激を得られるため、好奇心が満たされていきます。
愛猫がどんなことに興味を示し、どのように散歩を楽しんでいるのかを見ることができるので、飼い主にとっても嬉しい時間になります。
メリット③
緊急時の避難の備え
普段から散歩をすると、緊急時でも迅速な避難ができるようになります。
外の世界に慣れていない猫を急に連れ出してしまえば、猫はパニック状態になる可能性もあるため、日頃の散歩が万が一の事態でもスムーズに避難できる備えとなるでしょう。
また、飼い主も緊急時でも手慣れた準備ができるため、少しでも落ち着いた行動ができるはずです。
猫を散歩させるデメリット3選
猫を散歩させるメリットをお伝えしてきましたが、もちろんデメリットもあります。
以下の3つのデメリットをしっかりと把握しておき、少しでも回避できるよう備えてから散歩に出かけましょう。
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デメリット①
猫が逃げてしまう可能性あり
しっかりと散歩の準備をしていたとしても、外の世界に驚いてパニックになり、逃げ出してしまう猫もいます。
外の世界は家とは違う点が多すぎて、猫の五感全てに刺激が加わります。
とくに初めての外出時に逃げ出してしまう場合が多いため、はじめは抱っこなど、愛猫が安心する状態からスタートさせましょう。
デメリット②
感染症やノミ・ダニを持ち帰る可能性あり
猫を散歩に連れて行くと、野良猫との遭遇で感染症にかかったり、ノミやダニが猫に付着したまま帰宅してしまったりなど、さまざまなリスクが考えられます。
ノミやダニは草むらに潜んでいることが多く、さらに野良猫は縄張り意識から喧嘩を仕掛けてくる場合もあります。
感染症やノミ・ダニは、飼い主や他のペットにも移る可能性もあるというデメリットも、しっかりと把握しておきましょう。
デメリット③
事故や怪我の恐れあり
外に出かけると、交通事故や猫同士の喧嘩の危険性も高まります。
飼い主が気をつけていても、どうしても防げないトラブルもあるため、散歩には危険が付き物ということを頭に入れておきましょう。
また、飼い主が見ていない時に誤食をしてしまうこともあります。
バッタやコオロギであれば食べても問題はありませんが、中には人間が捨てたゴミなども落ちていることがあるので、散歩中に何か口にしていたら確認してあげましょう。
猫の散歩に欠かせない事前準備
猫の散歩には危険が付き物なので、初めての散歩をさせる前に事前準備を行っておきましょう。
以下のような準備をすることで、少しでも危険を回避できます。
- マイクロチップを装着させる
- 感染症予防ワクチンをすませておく
- リードではなくハーネスを着用させる
- ノミやダニ駆除薬をつける
- 避妊や去勢手術をすませておく
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マイクロチップを装着させる
散歩中に逃げ出してしまうことを想定し、マイクロチップの装着を検討しましょう。
マイクロチップを装着すると、見つけ出した時に情報を読み取れるため、誰の飼い猫なのかをスムーズに確認し、飼い主の元へ戻すことができます。
しかし、2022年以降ペットショップやブリーダーなどから購入した猫は、動物愛護管理法改正によってマイクロチップ装着済みです。新たに装着する必要ありません。
元々野良猫・保護猫はマイクロチップを装着した方がよいので、外に興味のある外猫出身は特に装着を検討してください。
感染症予防ワクチンをすませておく
猫には代表的な病気を予防する3つのワクチンがあります。
その他にも散歩の際に感染症のリスクを軽減させるワクチンがあるので、外に出る前に接種させておきましょう。
- 猫ヘルペスウィルス
- 猫カリスウィルス
- 猫パルボウィルス
また、地域猫が多く暮らしているエリアでは以下のような感染症のリスクも高いため、以下のようなワクチンの追加接種も検討してみましょう。
- クラミジア
- 猫白血病ウイルス
- 猫免疫不全ウイルス(猫エイズ)
全てのワクチンを接種しても完全に防げるわけではないため、極力地域猫や野生動物との接触を避ける散歩を心がけてください。
リードではなくハーネスを着用させる
出典: 猫用 ハーネス
猫を散歩に連れて行く時は、首輪に取り付けるリードではなく、体全体にフィットするハーネスを着用させましょう。
猫は液体と言われるように体がとても柔らかく、首輪ではすぐに抜け出してしまいます。
ハーネスであれば服のように体をおおってくれるため、負担も少なく安全に散歩へ出かけられます。
しかしゆるゆるだと安定感がなく、歩きづらくなる可能性もあるため、体の大きさにフィットするサイズのハーネスを選びましょう。
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ノミやダニ駆除薬をつける
猫を散歩させるとノミやダニが付着し痒みをもたらします。
その痒みから掻きむしってしまい、傷口が炎症し化膿することもあるため、病院や市販の駆除薬を使用しましょう。
ノミやダニの駆除薬は主に「飲むタイプ」と「液体を垂らすタイプ」があります。飲むタイプの薬が苦手という猫も多いため、液体を垂らすタイプが主流となっているようです。
ノミやダニの駆除だけでなく、予防も行えるものもあるため、定期的に駆除薬を付けてあげましょう。
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避妊や去勢手術をすませておく
外に散歩に出かけた際、野良猫と接触し妊娠してしまう場合もあるので、性別関係なく避妊や去勢手術を行っておきましょう。
避妊や去勢手術を行っておくことで、妊娠の予防だけでなく感染症予防にも繋がります。
また、野良猫や保護猫が去勢済みなのかを確認するには、耳が「さくら耳」にカットされているかを見てみましょう。
野良猫時代に、どうぶつ基金が動物愛護事業の基軸として避妊・去勢手術を行ってくれている場合があります。
猫のための散歩コースの選び方
猫にとって危険がいっぱいの外の世界では、どのようなコースで散歩させたらいいのでしょうか。
なるべく安全に散歩ができるよう、愛猫のためにできる散歩コースの決め方を参考にしてみましょう。
車や外猫のいない散歩コースを選んでおこう
愛猫を散歩させる際は、なるべく車通りが少なく、地域猫も少ない場所を選びましょう。
人間にとって車の音は日常的でも、猫にとっては刺激的で騒音と感じる場合もあります。とくに散歩初日は音に驚き、逃げ出したりパニック状態になる可能性もあります。
また、地域猫は縄張り意識が強いため、遭遇しただけで襲いかかってくる場合もあります。
より安全で穏やかな散歩ができるよう、あらかじめ車通りや地域猫の存在を確認しておきましょう。
短い距離や範囲を散歩させる
猫を散歩させる際は、自宅からあまり離れることなく、近場ですませましょう。まず、ベランダや庭、家の前などからスタートしてください。
外に出歩く飼い猫の行動範囲は自宅から100〜200mで、その範囲を自分のテリトリーとして認識していると言われています。
散歩をさせる際も自宅から100〜200mのエリアを意識しながら誘導してあげましょう。
しかし、誘導しすぎも良くありません。猫は基本的に自由な性格なため、短い距離で楽しんでいるなら満足いくまで散歩を続けてみましょう。
怖がる場合は無理強いをさせない
元々野良だった猫や保護猫であっても、中には外に出たがらない猫もいます。
もしも愛猫が怖がる素振りを見せたら、無理に外に出そうとしないようにしましょう。
外に出なくても家の中でも十分運動不足を解消することは可能であるため、愛猫が外に興味を示した場合のみ散歩に誘ってみましょう。
猫を散歩させる時の注意点
猫と散歩に出かけた際、猫がどのような行動を示すかをあらかじめ予測しておくことが大切です。
そのため、猫との散歩では以下に注意し、対策を練ったり対応しながら散歩してください。
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外の楽しさを覚えた猫には毎日散歩を検討する
猫が散歩を楽しいものと認識するようになったら、天候が悪い日以外、極力毎日散歩に出かけてあげましょう。
散歩の習慣が身につくと、愛猫の方から散歩を催促するようにもなります。
外の世界を知ることでリフレッシュができ、ストレス解消にも繋がります。
餌やおやつを持っていく
猫を散歩に連れて行く際は、愛猫が好きなおやつや餌も一緒に持って行きましょう。
外の世界に驚いて、人が入れないような隙間に隠れてしまったり、脱走してしまったりなんてこともあります。
そんな時は、大好きなおやつや餌が誘き寄せるための手段として役立つため持っておきましょう。
パニックを想定しておく
何度も言うようですが、猫を散歩させる時はパニックを想定し、あらゆる対処法を考えておきましょう。
車の音や見たことのない動物などが現れた際、あらゆる情報が猫の脳内で駆け巡って混乱状態になり、暴れたり隠れたりと普段見せないような行動をしだします。
猫の体は柔らかく、力もあるため、パニック状態になった猫を抱っこし続けるのは不可能でしょう。
そのため、散歩中にパニックになってもすぐにでも連れて帰れるよう、キャリーケースを持ち歩くなど対策をしておきましょう。
散歩マナーをしっかり守る
猫の散歩も犬と同様、他の人に迷惑がかからないよう、きちんとしたマナーを心がけましょう。
主に排泄に関するマナーがあげられるため、以下のようなことを散歩の際に気をつけてください。
- 店舗や他人の家の敷地内におしっこをかけさせない
- 道端でおしっこをしたら水をかけて流す
- うんちをしたらビニール袋で取って持ち帰る
狭い場所に入らせないよう気をつける
猫は狭くて暗い場所を好むため、散歩中も車の下や、物陰などに入り込んでしまうことがあります。
入ってしまうとなかなか出でこない場合もあるため、人が入れそうにない隙間に入ろうとしていないか、よく観察しながら散歩することが大切です。
愛猫が好きそうな隙間や狭い場所などを見つけたら抱っこして立ち去るなど工夫してみましょう。
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モグリッチ
モグリッチは、グレインフリーで自然由来成分、その上、1本ごとに薄めのパウチ個包装なので散歩用の携帯おやつにも便利です。
散歩中のおやつは、猫の興味を切り替えたり、家に戻る合図にしたり、戻ってきたごほうびにしたりといった色々な役割があります。
猫の食いつきがよく、猫にとって安全なフードを選びたいものですよね。
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猫を散歩させなくても
ストレスがたまらない方法5選
猫は必ずしも散歩させなければいけない動物ではないため、愛猫の安全を考え、散歩をさせたくないという飼い主もいるでしょう。
しかし外に興味のある猫であれば、運動不足やストレスが溜まってしまうなど、心身共に元気がなくなってしまう場合もあります。
そんな時のために、屋内でもできるストレス解消法をご紹介していきます。
屋内でのストレス解消法①
外の風景が見えるように
カーテンを開けておく
外に出られなくても、カーテンを開けて外の景色を眺めさせるだけで気分転換に繋がります。
脱走防止をしっかりと行っているのであれば、網戸にして風や匂い、さらに音などを体感させ、猫の五感を刺激してあげてみるのもおすすめです。
外に行かなくても十分良い刺激になるので、散歩をさせたくない飼い主さんは試してみましょう。
屋内でのストレス解消法②
キャットタワーなどを活用し
運動させる
猫は縄張り意識が強いため、自分からは周りが見えて、周りからは自分が見えないといった環境を好みます。
そのため、高いところから部屋中を見下ろせるキャットタワーを用意してあげましょう。
キャットタワーは誰にも邪魔されない落ち着ける場所なので、設置すると好んで登って行きます。
上り下りを繰り返すことで足腰に筋肉がつき、運動不足解消にも繋がるでしょう。
\キャットタワー詳細/
屋外でのストレス解消法③
家の中で狩りのような遊びをさせる
猫は狩猟本能があるため、猫じゃらしや自動で動くおもちゃなどを使用し、獲物と見立てて遊んであげると喜びます。
それらを使用し、猫のジャンプ力や瞬発力を活かした遊びを行ってみましょう。
狩猟本能が満たされるだけでなく、運動不足も解消されるため、屋外でもストレスを溜め込みにくくなるはずです。
屋外でのストレス解消法④
爪研ぎ器を設置する
猫はただ爪を研ぎたいという理由だけで爪研ぎをしているのではなく、他にも以下のような理由があげられます。
- 爪のケア
- マーキング
- ストレス発散・気分転換
- 飼い主へのアピール
このように猫には様々な理由から爪研ぎを行うため、爪研ぎ器を人の匂いがする玄関や部屋などに設置してあげましょう。
また、猫はジャンプなどで失敗した後、自分を落ち着かせるための「転位行動」で爪研ぎを行います。
爪研ぎをして失敗によるストレスを発散させているのかもしれませんね。
屋外でのストレス解消法⑤
落ち着ける隠れ家を用意する
猫は元々狩りをする動物であったため、岩穴などを拠点にしていました。
そのため、本能的に暗くて狭いスペースを好むので、家の中にも隠れ家的な空間を作ってあげましょう。
しかし猫用ハウスなどでなくても、押入れの中や段ボールの中などで十分な場合もあります。
猫によって好みは違うので、少しずつ好みの空間になるようなものを探し、安心できるスペースをプレゼントしてあげましょう。
散歩したいかは猫によって違うのでよく観察しておこう
散歩がしたいかは猫によって違うため、愛猫が外の世界に興味を持っているのかをよく観察しておきましょう。
外の世界からやって来た元野良猫や保護猫であれば、外に出ることでストレスが発散され、生き生きとした暮らしを送ることができるでしょう。
しかし屋内で生まれ育った猫であれば、刺激が強すぎてパニックを起こしかねません。
また、外の世界は事故や感染症、さらに野良猫との遭遇など、愛猫にとって危険なもので溢れているため、散歩を検討している方は、事前準備や注意をしながら散歩に連れて行きましょう。