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猫は肉食動物ですが植物も好んで食べるときもあります。
しかし植物の中には猫にとって危険なものも多くあるので注意が必要です。
部屋に置いている植物を食べたり触ったりして、愛猫の体調が悪くなってしまうこともあるかもしれません。
今回は猫にとって危険な植物一覧を紹介していきます。猫にとって安全な植物も解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 猫にとって危険な植物
- 猫にとって安全な植物
- 植物を置く時の対策
Contents
- 1 猫にとって主に危険な植物
- 2 猫にとって主に危険な植物①ユリ科
- 3 猫にとって主に危険な植物②ナス科
- 4 猫にとって主に危険な植物③ツツジ科
- 5 猫にとって主に危険な植物④スミレ科
- 6 猫にとって主に危険な植物⑤サトイモ科
- 7 猫にとって主に危険な植物⑥キク科
- 8 猫にとって主に危険な植物⑦多肉植物
- 9 愛猫が危険な植物を食べてしまった時の対処法
- 10 猫にとって安全な植物
- 11 猫にとって安全な植物①猫草
- 12 猫にとって安全な植物②バラ
- 13 猫にとって安全な植物③パキラ
- 14 猫にとって安全な植物④ガジュマル
- 15 猫にとって安全な植物⑤アレカヤシ
- 16 猫にとって安全な植物⑥サンスベリア
- 17 植物を置く時の対策
- 18 まとめ
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猫にとって主に危険な植物
猫にとって危険な植物は700種類を超えると言われています。
猫の肝臓では有害な物質を無害にする解毒機構であるグルクロン酸抱合ができません。
したがって毒の種類によっては十分に解毒できず、嘔吐や痙攣などの症状を起こしてしまいます。
全ての植物の名前を覚えるのは大変なので、まずは猫にとって危険な植物一覧から見ていきましょう。
猫にとって 危険な植物科目 |
一例 | 症状の一例 |
---|---|---|
ユリ科 | ユリ チューリップ |
下痢 嘔吐 |
ナス科 | ナス チョウセンアサガオ |
下痢 嘔吐 |
ツツジ科 | レンゲツツジ サツキ |
下痢 嘔吐 |
スミレ科 | スミレ パンジー |
嘔吐 神経麻痺 |
サトイモ科 | ポトス カラジューム |
口内炎 皮膚炎 |
キク科 | マーガレット ダンゴキク |
下痢 嘔吐 |
多肉植物 | サボテン アロエ |
下痢 腎炎 |
次に、各科の見出しごとに、危険な植物の名前の一例や症状など詳しくご紹介します。
猫にとって主に危険な植物①ユリ科
猫にとって最も危険なのがユリ科の植物です。
- ユリ
- チューリップ
- ヒヤシンス
- スズラン
- ホトトギス
- カタクリ
- カサブランカ
- ローズリリー
ユリ科は花や葉っぱ、茎、球根の全てに毒があります。
花や葉っぱを食べる、花粉や花瓶の水を舐めるだけでも症状を引き起こします。
ユリ科の植物は家に置かないようにしてください。
おもな症状
おもな症状は以下の通りです。
- 下痢
- 嘔吐
- 脱水症状
- 全身麻痺
- 視力障害
- 急性腎不全
ユリ科の植物に触ったり食べたりしてしまうと、数日で腎臓の尿細管が死滅して腎不全になってしまいます。
最悪の場合亡くなってしまうこともあります。
もし助かったとしても後遺症として残る可能性もあるため、猫を飼っている方はユリ科の植物は家に置いてはいけません。
猫にとって主に危険な植物②ナス科
ナス科の植物も猫にとって危険性が高いです。
- ナス
- チョウセンアサガオ
- ホオズキ
- トマト
- ベラセンナ
- ニオイバンマツリ
- トウガラシ
- ペチュニア
ナス科の植物には窒素を含んだ塩基性成分であるアルカロイドが多く含まれています。
このアルカロイドが猫にとっては危険な成分で、症状を引き起こしてしまいます。
完熟したものより未熟なものの方が危険度が高いので気をつけましょう。
おもな症状
ナス科の植物は以下の症状を起こしやすいです。
- 嘔吐
- 下痢
- 呼吸困難
- 麻痺
- 痙攣
- ふらつき
- 発熱
塩基性成分のアルカロイドは植物の実よりも葉っぱ・茎・根に多く含まれていて、葉っぱなどを食べてしまうと重症化しやすいです。
特にナスは人間がよく食べるものなので、猫には絶対に与えないようにしてください。
猫にとって主に危険な植物③ツツジ科
ツツジ科も猫に有害な植物です。
- レンゲツツジ
- サツキ
- シャクナゲ
- ドウダンツツジ
- アザレア
ツツジ科の植物には有毒成分のグラヤノトキシンが含まれています。
グラヤノトキシンは花や葉っぱだけでなく蜜にも含まれていて、猫だけでなく人間も中毒を起こしたケースもありました。
おもな症状
おもな症状は以下の通りです。
- 嘔吐
- 下痢
- よだれを垂らす
- 不整脈
- 痙攣
- 昏睡
ツツジ科の植物も猫が口にしてしまうと神経系や循環器系に障害を起こす可能性があり、とても危険です。
過去には人間も中毒を起こした事例もあるので、ツツジ科の花・葉っぱ・蜜には注意しましょう。
猫にとって主に危険な植物④スミレ科
猫にとってスミレ科の植物は危険性が中~高です。
- スミレ
- パンジー
- ビオラ
ガーデニングでスミレ科の植物を植えている方が多いかもしれませんが、多くの有毒成分を持つ植物です。
特に種子や根茎を食べさせないように注意してください。
おもな症状
スミレ科の植物は次の症状を起こしやすいです。
- 嘔吐
- 神経麻痺
- 心臓麻痺
有毒成分にはビオリン・サポニン・グリコサイド・ビオラルチンなどがあり、嘔吐や神経麻痺を引き起こしてしまいます。
スミレ科の植物も猫にとっては危険なので植えないようにしてください。
猫にとって主に危険な植物⑤サトイモ科
猫にとってサトイモ科の植物は危険性が低いですが、注意が必要な植物です。
- ポトス
- カラジューム
- ディフェンバキア
- モンステラ
- スパティフィラム
- フィロデンドロン
サトイモ科の植物は幹がないので茎が増えて伸びあがるのが特徴です。
葉っぱと茎には危険成分のシュウ酸カルシウム結晶が多く含まれています。
猫がイタズラして事故に繋がらないようにするためにも、部屋には置かないようにしてください。
おもな症状
引き起こされるおもな症状は以下の通りです。
- 口内炎
- 皮膚炎
- 嘔吐
- 気道閉塞
- 痙攣
- 唾液が増える
- 腎障害
猫がサトイモ科の植物を食べてしまうと口の中を刺激して、口内炎や嘔吐などに繋がってしまいます。
猫にとって主に危険な植物⑥キク科
キク科は日本で身近な植物ですが、猫にとっては少々危険です。
- マーガレット
- ダンゴキク
- デージー
- フジバカマ
キク科の植物にはセスキテルペンやラクトンという毒性成分が含まれています。
キクは長持ちして枯れにくいため仏花として供えられますが、猫を飼っている家では控えるようにしましょう。
おもな症状
キク科の植物は以下の症状を起こします。
- 嘔吐
- 下痢
- 皮膚炎
猫はキク科の植物の葉っぱを食べてしまうと嘔吐や下痢をする場合があります。
また葉っぱや樹液に触るだけでも皮膚炎を起こしてフケが出やすくなるので、注意しましょう。
猫にとって主に危険な植物⑦多肉植物
ぷっくりとした特徴的な見た目の多肉植物も猫にとって危険な植物です。
- サボテン
- アロエ
- カネノナルキ
サボテンはトゲがあるので猫がケガをしてしまう可能性があります。
アロエには皮や葉っぱにバーバロインという毒性成分があり、口にしてしまうと危険です。
おもな症状
おもな症状は以下の通りです。
- 下痢
- 腎炎
- 嘔吐
アロエに含まれるバーバロインによって、下痢や腎炎を引き起こしてしまいます。
愛猫が危険な植物を食べてしまった時の対処法
もし愛猫が危険な植物を食べてしまったらどう対処したらいいでしょうか。
愛猫が苦しんでいる姿を見たらパニックになってしまうかもしれません。
焦らず対応するためにも、次で紹介することをおこなってください。
すみやかに病院へ
自分でできる応急処置はないのですぐに動物病院に連れていきましょう。
受診する前に以下のことをメモしておくといいです。
- 症状
- いつから症状が出たか
- どの植物を食べたか
- 食べた量
受診するときに伝えるとスムーズに診断できます。
病院での治療
動物病院に連れて行ったらどんな治療がされるのか不安ですよね。
食べた植物が胃の中にあるか、消化吸収されたかによって治療の方法が異なります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
胃の中にある場合
植物が胃の中にある場合は薬を与えて植物を吐かせる処置をおこないます。
1回で終わるときもあれば、なかなか吐けないときは何度も処置をしなければなりません。
植物が消化吸収されてしまっている場合
植物が消化吸収されてしまっている場合は症状が出ていなければ経過観察をします。
症状が出ていたら、症状に合わせた治療をしなければなりません。
下痢・嘔吐によって脱水していたら点滴で水分を補給し、吐き気が止まらなければ薬を与えて様子を見ていきます。
猫にとって安全な植物
猫にとって危険な植物を紹介してきましたが、一方で猫にとって安全な植物も多数あります。
ここからは猫にとって安全な植物一覧を紹介していきます。
有毒成分がない植物なので安心して部屋に置くことができるため、植物を飾りたい方は参考にしてみてください。
猫にとって安全な植物①猫草
引用元:Amazon
実は猫草という名前の植物はありません。
猫が好んで食べる草を総称して「猫草」と呼んでいます。
ホームセンターなどではえん麦やエノコログサが猫草として売られています。
猫草を置くメリット
猫草を置くことで胃の中に溜まった毛玉を吐きやすくしたり、便秘を予防できたりする効果があると言われています。
猫は毛玉を吐きやすくするために、先が細くてチクチクした草を食べて胃の中を刺激しているそうです。
部屋に猫草を置けば他の植物への興味が減るためおすすめです。
猫にとって安全な植物②バラ
猫にとってバラは毒性が低い植物です。
ただしトゲがある植物なので、猫が触ってしまうとケガをしてしまう可能性があります。
猫がイタズラしないように置く場所や扱いには気をつけましょう。
猫にとって安全な植物③パキラ
引用元:Amazon
パキラは葉っぱや幹に毒性がないので安全な植物です。
種は有毒ですが成長をしても花や種子ができることはほとんどありません。
インテリアとしてだけでなく、贈り物としても人気の植物です。
幹が太いので、猫の爪とぎに使われる場合もあります。
猫にとって安全な植物④ガジュマル
引用元:Amazon
ガジュマルの葉っぱにも毒性はありません。
葉っぱが大きくて丸いので猫がかじる可能性は低く、部屋に置いても安全な植物です。
ただし枝を切ると白い樹液が出てきて、触るとかぶれる可能性があります。
剪定した直後のガジュマルの扱いには注意してください。
猫にとって安全な植物⑤アレカヤシ
引用元:Amazon
アレカヤシを含むヤシ科のほとんどは猫にとって安全な植物です。
葉っぱが細くて先が尖っているので、猫がケガをしないように気をつけましょう。
茎から1本抜いて先端の葉っぱを数枚残すと、使い捨ての猫じゃらしにアレンジできます。
猫にとって安全な植物⑥サンスベリア
引用元:Amazon
サンスベリアはアフリカ原産の多年草で、有毒成分はありません。
大きな葉っぱが真っ直ぐ生えていて、部屋をスタイリッシュにしてくれる植物です。
ただし先端が細くて鋭いため、猫がケガをしないように注意が必要です。
ここまで紹介した以外にも、ベゴニア・カラテア・ペペロミアなども猫にとって安全な植物です。
植物を置く時の対策
家のインテリアとして植物を置きたい方もいるかもしれません。
植物を置く時の対策は以下の通りです。
- フェイクグリーンや造花の利用
- トイレの個室など猫が入れない場所に飾る
- 猫の手が届かない高所などに設置
- 植木鉢カバーなどでイタズラ対策
それぞれについて解説していきます。
フェイクグリーンや造花の利用
フェイクグリーンや造花は本物の植物ではないので、猫が触っても問題ありません。
ただし猫が食べたり舐めたりしてしまう場合もあるので、なるべく高い位置に置くといいでしょう。
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トイレの個室など猫が入れない場所に飾る
トイレの個室など猫が入ってくる可能性が低い場所には植物を飾っても安全です。
チューリップやユリなど綺麗な花を家に置きたい方もいるかもしれません。
どうしても飾りたい場合はトイレなどの猫が入れない場所に置くのをおすすめします。
もし頻繁に猫が入ってしまう場合は控えた方が良いでしょう。
猫の手が届かない高所などに設置
植物は猫の手が届かない高い所に設置しましょう。
猫の近くに置いてしまうとイタズラされてしまう可能性があるため、場所を選んで飾ってみてください。
おすすめはS字フックにひっかけて吊るす方法です。
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植木鉢カバーなどでイタズラ対策
植木鉢カバーは猫が土遊びしないように対策できるグッズです。
猫は土をほじくって遊ぶのが好きですが、部屋に土が飛び散るので掃除が大変になります。
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まとめ
今回は猫にとって危険な植物一覧・安全な植物一覧について紹介してきました。
植物はインテリアとして人気ですが猫を飼っている方は注意が必要です。
植物の多くは猫にとって危険なので、置く際は完全な対策をしてから置くようにしてください。