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毒性あり!ヤマカガシの特徴。噛まれたときの応急処置!

2016/09/20

yamakagashi

本州四国、九州に北海道のニホンマムシ、琉球列島のハブが毒蛇としては有名ですが、このヤマカガシもれっきとした毒蛇の1種です。

しかもこのヤマカガシ、毒性はニホンマムシやハブよりも強いというのだから驚きです。
本種は日本固有種で、本州四国、九州、新潟県の佐渡島や長崎県の五島列島などの一部の離島にも生息しますが、小笠原諸島や北海道には生息していません。

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特徴

生息地と見分け方

yamakagashi2

ヤマカガシは水田や河川敷など水辺に好んで棲むごくごく普通のヘビで、毒ヘビだとはあまり知られていません。

体長は100 ㎝強アオダイショウやハブよりも小型で、地域差があるものの頭から首にかけて赤色や黄色、黒色の斑紋があります。

また、地域によっては空色をベースとして黒色の斑点が入る色彩変異も報告されており、暗い体色が多い日本産ヘビの中では一際きれいな見た目をしたヘビでもあります。

模様が綺麗なので捕まえようと手を伸ばすと、気性の荒いこのヘビはコブラよろしく鎌首をもたげて「シューッ」という音をだし、威嚇してきます。

ヤマカガシは特にカエルを中心にカナヘビ魚類などですが、例外的にネズミは食べません。

天敵は他のヘビと同様、猛禽類やモズなどです。

毒性について

ヘビを捕まえるには首の後ろを押さえるのがセオリーです。

しかしこのヘビは用意周到なことに、2段構えの毒があります

ヤマカガシの場合、首の後ろにも毒腺をもっています。敵にギュッと首を押さえつけられると毒液を飛ばして目つぶしをし、ちょっかいをだされると噛みついてこれまた毒液を注入するという、まさに攻撃的なこのヘビにぴったりな戦い方をしているのです。

ヤマカガシの毒は溶血毒で、眼に入れば角膜炎を引き起こし、噛まれれば頭痛や吐き気、時に脳出血を引き起こし最悪死に至るという猛毒です。

では、ヤマカガシはどうやって毒を持つのでしょうか。

本種はカエルの中でも、他のヘビが嫌う有毒なヒキガエルをよく食べます

ヒキガエルは眼の上あたりにある耳腺や皮膚から幻覚作用をもつ毒や神経に作用する毒を分泌します。

ヤマカガシはヒキガエルを食べた際に毒を首の特殊な器官に溜めこんでおき、天敵に襲われたときに目つぶしに使って身を守っているのです

また、ヤマカガシは普通の歯よりも奥の方にほかよりも大きい歯を1、2本持っています。
この歯は耳腺の1種と基部でつながっています

前方はともかく、ヤマカガシの奥歯で噛まれた場合はこの歯を通して出血性の毒が注入されるため、年齢や体質によっては大変危険な症状となります

ヤマカガシが属するナミヘビ科のメンバーは一般的に無毒とされていますが、ヤマカガシのように喉の奥に耳腺とつながった歯を持つメンバーは「後牙類」と呼ばれ、毒ヘビに分類されます。

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飼育には向かない

ヤマカガシの免疫血清を所有している機関は極めて少数で、ニホンマムシの血清のように、噛まれたすぐ後に投与できるかは厳しい状況です。

また、飼育する際には2006年から許可が必要になりました。手で持ったり触ったり遊んだりする「ハンドリング」をヘビ飼育の醍醐味にあげる人も多いですが、ヤマカガシの場合、ハンドリング即ち毒をお見舞いされることにもつながりかねません。

そのため、飼育には十分な注意が必要で、初心者には向かない種類と言えるでしょう。

応急処置

噛まれたら下記、ジャパンスネークセンターにすぐ連絡し指示をあおいでください!

0277-78-5193

 

ヤマカガシに噛まれた際の応急処置は、

  1. 傷口の心臓に近い方をタオルなどできつめに縛り、数分おきにゆるめて血を流す。ずっと強く縛っていると傷口が壊死する場合もあるので気を付ける。
  2. 吸引器などで毒を吸いだす。万が一口で吸いだす場合、口内に傷がないことを確認し、後で口をよくすすぐ。
  3. 可能なら傷口を消毒する、の3つです。間違っても、傷口を開いて毒を出そうとしたりしてはいけません。

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