しつけ易い、トイプードルの特徴と飼い方。毛色で性格が違う
2017/01/05
プードルはフランス原産の犬種で、大きさによりスタンダード、ミディアム、ミニチュア、トイの4つに分かれます。
このうち、トイは最も小型で体高は30センチ未満、体重は3キログラムほどとされています。
トイプードルのこと
歴史
もともとプードルはドイツで生まれた犬種で、泳ぎが得意であるという長所を生かして水鳥・カモの狩猟の時の作業犬として使われていました。
この犬がフランスで愛玩用に小型に改良され、現在のプードルになったとされています。
プードルの毛にはいろいろなカット方法がありますが、これはフランス上流貴族の女性たちが、自分のペットをより愛らしく見せるために、試行錯誤の末様々なカット方法を編み出したからとされています。
体の特徴
プードルの体毛は黒・白・茶色の三色が一般的ですが、最近ではシルバーグレイ、レッドアプリコット、クリーム、ベージュなども登場しています。この毛色により、性格が異なるとも言われています。
トイプードルの体型には大きく分けて三つが存在します。一つ目は脚が短く胴が長い「ドワーフ」タイプ、二つ目は「脚が長く胴が短い」ハイオンタイプ、そして三つ目がドワーフとハイオンの中間にあたる「スクエア」タイプです。
特に最近は、ドワーフタイプのトイプードルが人気の傾向があります。
性格
一般的なトイプードルは、温厚で無駄吠えをあまりしない、人懐っこい、学習能力が高く、愛嬌がいい、という性格です。また、トイプードルは毛の色によって性格が違うとされています。
例えば、赤茶色の毛のレッドは人懐っこく社交的で、活発である一方、レッドとよく似た、より毛の色がうすいアプリコットは繊細で怖がり、黒は落ち着いた性格でシルバーは甘えん坊、とされています。
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飼い方・飼いやすさ
トイプードルは小型で必要な飼育スペースが少なく、人間にもなつきやすいことから、初心者向けの犬種であると言えます。
また、愛玩犬として改良されているため、猟犬や大型犬と比べて運動が少なめでよいこともポイントです。
注意点(病気、怪我、食事面など)
トイプードルはたれ耳なので、外耳炎になりやすいです。そのため、炎症がおきていないかこまめにチェックをしてあげましょう。
あまり抜け毛が多い種類ではないのですが、長毛かつ巻き毛のため、毛の手入れが必要になります。
ブラッシングはもちろん、定期的なトリミング(月に一回程度)が必要となります。
しつけもしやすく、賢いトイプードルですが、幼いころからはさみをちらつかせると怯えてしまいます。
そのため、最初はブラッシングなどから行い、トリミングに必要な道具に対する不安や恐怖心を和らげることが大切です。
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