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シマヘビの生態・特徴・飼育方法!捕獲~餌、飼い方について

2016/09/21

shimahebi

シマヘビは日本固有種の無毒ヘビで、北海道から本州四国、九州と国後島や佐渡島、五島列島や大隅諸島など日本各地に広く分布しています。

標準的な大きさは80㎝から160㎝程度で、100㎝前後の個体が多く、雌よりも雄の方が大きく育ちます。

伊豆諸島の神津島近くの無人島に棲む生態は主に鳥の卵を食べるためか、平均よりも大型の個体が多く、中には全長200㎝を超えるものもいます。

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特徴・生態

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本種は背側が褐色で、首から2対の黒色の縦条(じゅうじょう)があることが「シマ」ヘビの由来となっています。

しかし縞や体色には変異が大きく、ムギワラヘビと呼ばれる2対の縦条がないタイプ、アズキヘビと呼ばれる赤みをおびた体色かつ縦条がないタイプ(幼体)、全身が黒色の烏ヘビと呼ばれるタイプ、アオダイショウの様態のように横帯が入るタイプなど多種多様です。

鳥ヘビ

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アオダイショウと同じく低地から山地にかけて広い範囲に生息するものの、樹上性が強いアオダイショウよりも地表を好みます。

また、餌はネズミよりもカエルが好物であるため、より水辺に近い場所に多くみられます。この他に、魚類トカゲ鳥類や哺乳類も食べます。動きは素早く泳ぎも得意で、昼間に活発に行動します。天敵には猛禽類などの鳥類が主ですが、幼体にとってはヘビ類も天敵となりえます。

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飼育方法

アズキヘビなどの色彩変異個体はペットとして人気のため、爬虫類専門店や大型のペットショップで購入できることもあります。

飼育する場合は90㎝水槽ほどの大きさの飼育ケージ、水飲み用と脱皮の時に使う水入れ、ヘビの胴の太さの3倍以上の登り木を設置します。

シマヘビは樹上棲よりも地上棲なので、縦長よりも床面積が広い横長のケージを用意します。

床材には吸湿性のよいマット類が便利です。水入れは脱皮時のことを考え、ヘビの全身が浸かるくらいの大きさのものを用意します。

また、ヘビはほんの小さな隙間から脱走するので、しっかりとふたが閉まるケージを用意しておきます。

餌は、飼育開始に与えるとストレスになることもあるため、飼育環境への慣れを優先して2から3日間は与えないようにします。

飼育環境下では、マウスやヒナウズラ、鶏肉や鶏ハツなどを与えます。ちなみに、シマヘビは多少偏食をしがちなヘビです。

温度調整

地上棲の本種では、冬はシートヒーターやパネルヒーターを使って床温度を上げ、18から22度くらいで保温を行います。一方、夏は扇風機などを使って風通しの良い環境を作るとよいです。

体の乾燥が問題となることもありますが、室内暖房や冷房で温度調節を行うという方法もあります。

捕獲方法

野外採集をする場合、シマヘビは水辺を好むことから、池の周辺や水田などをポイントにします。場所柄、採集時に田んぼにはまったり池や川に落ちたりしないように気を付けましょう。

ヘビを捕獲する場合、捕獲棒のほか、長靴やスニーカーのような底の柔らかい靴で踏みつける、などの方法があります。

しかし、シマヘビはアオダイショウなどと比べて骨格が弱いので、捕獲棒で力任せに抑えたり、トレッキングシューズの様な靴底の硬い靴で踏みつけたりするのはよくありません

また、動きが俊敏でやや気が荒いシマヘビですが、早朝の陽だまりで日光浴をしている時間帯は動きが緩慢であるため、捕獲に向いているとされます。

神経質な種類や気性の荒い種類では、ヘビを触ったりするとストレスがかかり、噛まれるなどケガの元にもなります。

木綿の布袋や洗濯ネットにいれると、このような個体を落ち着けることができます。

また、飼育ケースにシェルター兼収容箱をあらかじめ入れておき、必要なときはふたを閉めて出す、といった方法もあります。

神経質なシマヘビは、ケージを掃除する際には先にケージから出しておく必要があります。

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