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ミニチュアシュナウザーの性格と飼い方。かかりやすい病気

2017/01/05

schnauzer

ミニチュアシュナウザーのこと

歴史

ミニチュアシュナウザーはドイツ原産の犬種であり、シュナイザー種の中で最も人気があると言われています。

この犬種は19世紀後半に農作業用、およびネズミ捕獲を目的として、スタンダード・シュナウザーとアーフェン・ピンシャーやプードルを掛け合わせてつくられました。

テリアの血統を受け継いではいないものの、アメリカではテリアグループに分類されています。

体の特徴

体つきは四角張っていて、たれ耳の個体が多いとされています。

しかし、断耳をして耳を立たせたり、断尾して尾を短くしたりした個体もいます。

毛はかためでざらざらとしており、足や眉毛、口ひげは長く伸びます。シュナウザーはドイツ語で「口ひげ」を意味します。この犬種のシュナイザーは人名に由来しますが、二重の意味でぴったりな犬種名です。

毛の色はソルト&ペッパー、ブラック&シルバーのような複数の色を持つもの、ブラック、ホワイトのような単色のものがいます。

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性格

ミニチュアシュナウザーは遊び好きで好奇心旺盛であり、警戒心を持ちながらも勇敢であると言われています。

頑固な側面もあるものの、頭もよく飼い主に従順です。また、他のテリア系犬種に比べて攻撃性が少ないことも特徴で、ネズミ捕り用に作出された犬種のため、ものを追いかけることが好きな一面も持っています。

頭もよく、しつけをきちんと受け入れる犬ですが、溺愛すると社会性にかけた行動をとるようになってしまいます。幼犬の頃から散歩に連れ出して協調性を養う、節度をもった態度でしつけに臨む、といった心がけが必要です。

ミニチュアシュナウザーは個体により無駄吠えが多いとされますが、こちらもきちんとしたしつけで改善できるとされています。

飼いやすさ、飼い方

活発で運動好きな犬種ですが、散歩、庭遊びなどで十分な運動量をまかなうことができます。

温暖な気候では屋外飼育も可能ですが、人懐こいため家族のそばで過ごすことができる室内飼育が理想です。

毎日激しい運動をする必要はありませんが、週末は公園やドッグランなどで自由気ままに走り回らせてあげると喜ぶでしょう。

注意点

トリミングなどについて

ミニチュアシュナウザーは匂いや抜け毛がほとんどなく、体毛の手入れが簡単な犬種です。定期的にコーミングを行い、2~3か月に1度、トリミングやバリカンで毛を刈ってあげるとよいでしょう。

病気について

ミニチュアシュナウザーは尿路結石になりやすいとされています。この病気の原因のひとつにミネラルウォーターが挙げられますので、飲料水には注意しましょう。

また、眼病では白内障になりやすいことも特徴です。こちらは眼の水晶体が白く濁る病気で、早期発見・早期治療が可能であるほど進行を抑えることができます。

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