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【動画あり】リオックの生態について!飼育はできるか?

2016/10/19

riokku

かつて、とある映像作品においてその名を知らしめた凶悪な昆虫リオック

その姿は初めて見た人々の脳裏に焼き付いたことでしょう。

その正体は、インドネシアに生息するコロギス科の昆虫です。

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データ

  • 和名:リオック(オバケコロギス)
  • 学名:Sia ferox
  • 分類:キリギリス亜目 コロギス上科 Stenopelmatidae科
  • 分布:インドネシア
  • 発生時期:11月~4月 (インドネシアでは梅雨)
  • 捕獲方法:不明 夜行性なので餌を入れた罠が有効かもしれない
  • 飼育方法: 基本的に大型のコオロギと考えればよい。食性は肉食なので、生きたバッタやクツワムシを与える。ストレスがかかると食事をしなくなったり、皮膚が弱く病気になりやすので、できるだけ自然環境に近い方がよいとされる。(ただしどのような環境に住んでいるか詳しくは不明)

リオックの生態と特徴

コロギスは、コオロギキリギリスの両方の特徴を持っていて、身体の構造はコオロギに、色はキリギリスに近いとされています。

リオックは、茶褐色で平均的なコオロギの体長の数倍にもなり、コロギス科と言ってよいのか怪しいところですが、同じ昆虫でも日本産と海外産では大きく違うことがよくあるので、受け入れるしかありません。

獰猛な昆虫

リオックの獰猛さは、その映像作品において披露されましたが(クモやらサソリなどと戦って勝ってます)、これには賛否両論あり、対戦相手に甲虫がいなかったこと、そもそも戦いにすらなってないなど、閲覧者からは疑問の声が投げかけられています。

ただ自然界では、動くものに積極的に襲いかかり、バッタ目では相手になる昆虫がいないことも事実なので、そもそも小さなケース内で昆虫の強さを決めること自体、無理があったのかもしれません。

※動画はVSヒヨケムシ

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飼育は難しい?

riokku2

リオックは現在インドネシアにしか生息していませんが、実は日本で実物をみることができました。

何故過去形なのかと言うと、すでにお亡くなりになってしまい展示が終了しているためです。少し前にyahooニュースにも掲載された、多摩動物公園のリオック飼育日記なるものが存在しました。

その中身をご紹介すると、リオックはオバケコロギスと呼ばれ、飼育の難しさが綴られています。

なんとか来場者に見てもらえるように、試行錯誤している飼育員の方の努力も見どころの一つです。

もともと生存できる環境が限られており、インドネシアでも特定の地域(標高が高い場所)でしか見つかっていないようです。

リオックという名の由来

現地ではジャンクリベオと呼ばれており、リオックという和名は、現地人の発音から付けられたとなっています。

インドネシア語は分からないですが、「ジャンクリベオ」が「リオック」になるとは考えにくいので、何か別の言い方をしていたのかもしれません。もし旅行することがあれば写真を見せてなんと言っているか聞いてみたいです。

生態

riokku_size

生息地が限られているせいか、詳しい生態は解明されておらず、分かっている情報として、体長はオスよりメスの方が大きく、10cmほどになる。腹部を振動させて鳴く。

幼生の間は土中の巣穴に潜んでいるなど。

うんちく

Sia_ferox_2003_Indonesia_stamp

リオックに関する情報が限られているので日本での流通は期待できません。

ではインドネシアではどうなのか?

実際に行けるわけではないので、色々と調べてみたら面白いものを発見しました。それは、リオックの切手です。

インドネシアはオランダから独立してから2代目の大統領、スハルト大統領のもと、大きく経済成長を果たしました。

そのインドネシアから1970年に3種の昆虫切手が発行されました。

その後、2001年、2003年、2004年と発行された内、2003年の6種の昆虫のうちの一つがリオックでした。

切手には「jangkrik raksasa」、これは巨大コオロギという意味で、その下にきちんと学名として「Sia ferox」と書かれています。

つまりインドネシアでは、リオックはなかなかの有名虫かもしれません。元々東南アジアは珍しい昆虫が多く生息しているので、それが切手の絵柄になっても不思議ではありません。

2003年の他の昆虫をご紹介すると、バッタ、トンボ、カマキリセミ、ミツバチ… 。リオックが何故選ばれたのか、結局最大の謎になってしまいました。

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