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クワガタ

ノコギリクワガタの生態♪冬眠できない!だから寿命が短い!

2016/09/29

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クワガタムシをメインで採りに行こうと計画されるより、カブトムシ取りに行ったついでに捕まえられる。そんな人気者の影に隠れてしまいがちなクワガタムシですが、私は昔からクワガタ派だったので、たくさんいるカブトムシよりクワガタムシが一匹でもいるとかなり喜んでいました。

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特徴

nokogirikuwagata

中でもノコギリクワガタは、とりわけ子供人気が高い種類です。他のクワガタより立体的なアゴの形をしており、ノコギリというより闘牛の角のような形をしています。

非常に好戦的で、自分より大きな相手でも果敢に挑みます。よく「カブトムシとクワガタどっちが強い?」みたいな図鑑で取り上げられていて、結果はだいたい負け。

カブトムシの方が強いというイメージのためでしょう。しかし実際はどちらとも言えないが答えになります。比較すべきは、各々の持っている力と性格です。

しがみつく力は強いカブトムシですが、角の跳ね上げはテコの原理を応用しているに過ぎません。

その点クワガタはシンプルにアゴで挟む力。さらに持ち上げる力も実はカブトムシに引けをとりません。

ここで紹介しているノコギリクワガタはアゴの構造上(リーチが長いので)、あまり強くはありません。しかしその獰猛な性格により、気の弱いカブトムシを追い払うこともよくあります。

大人になってからクワガタマニアになる方が多いのは、そういった現実を知るからなのかもしれません。

生態・寿命

nokogirikuwagata_sanagi

※サナギ↑

生態・寿命
そんなノコギリクワガタの生態について一つご紹介すると、成虫になってからの寿命が半年もないことが挙げられます。

ノコギリクワガタは冬眠ができる種類ではなく、越冬できません。

そのため観察できる時期も他の種にくらべとても短いのです。

ノコギリクワガタに大きい個体がいないのはそのせいか?という疑問をお持ちの方へ、それは全く関係ありません。クワガタムシのサイズは、幼虫の生育環境により決まります。
長生きしたからといってサイズが大きくなることはありません。ですが、実際にあまり大きい個体がいないのも事実。

コレクターにオオクワガタヒラタクワガタ愛好家が多いのはそのためかもしれません。
そんなノコギリクワガタくんに朗報です。

なんと、世界で最も大きなクワガタとされているのは、ノコギリクワガタの種類にいます。

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ギラファノコギリクワガタ

ギラファノコギリクワガタという東南アジアのクワガタで、記録では120mmなどという驚きの数字を叩き出しています。

意外に知られていませんが、クワガタの分類上、所属している数が結構多いのがこのノコギリクワガタ属のグループで、ネブトクワガタ属に次いで2番目の多さです。

日本ではあまり見れませんが、海外では様々な種類のノコギリクワガタが存在するのです。それを考えると、日本にももしかしたらかなり大きいサイズのノコギリクワガタがいるかも…という希望を持ちたくなります。

いつか、クワガタが昆虫界の主人公になる日が来ることを信じてこの文章を締めくくろうと思います。ところで世界最大のカブトムシのサイズはと言うと、175mm!!……まだまだ無理かなぁ。

データ

和名:ノコギリクワガタ

学名:Prosopocoilus inclinatus

分類:コウチュウ目 クワガタ科

分布:北海道、本州、四国、九州、西南諸島

発生時期:7~8月

採集方法:あまり標高が高くない雑木林で、クヌギやヤナギの木を探す。日中でも活動しているので、夜に行く必要はない。木を揺すったり、蹴ったりすると1回目は落ちてくる。2回目以降は警戒しているので落ちない、網などで捕まえる。

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