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ニホンイシガメの特徴!生息地や餌、飼育方法について

2016/09/28

nihonishigame

ニホンイシガメは日本の固有種で、本州四国、九州、佐渡島や対馬、淡路島などその周辺の離島にも生息しています。

ただし、全てが在来ではなく、一部では別の地域から持ち込まれたとされています。

最大で雄は甲長14㎝、雌では21㎝ほどと、雌の方が雄よりも大きく育ちます。背中の甲羅はやや扁平で黄褐色であり、個体により違いはあるものの甲羅の1つ1つは黒色で縁どられ、腹側の甲羅は黒色です。甲羅の縁はのこぎり状でギザギザしており、老齢になるほど摩耗して目立たなくなります。仔ガメは「ゼニガメ」とも呼ばれます。

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特徴・生態

半水棲で、水辺から遠く離れて移動することは稀だとされています。河川の中・上流域、山間部などの日当たりがよく日光浴に適した陸地がある場所を好みますが、場合によっては下流域にも生息します。

春から秋にかけて日中に活発に行動しますが、気温が高すぎると朝夕に活動し、昼間は物陰などで休みます。冬には水底の堆積物や水辺の穴、湿度の高い土中や石の下で冬眠します。

雑食性で、水中の水草、昆虫、巻貝や魚類、植物や果物などを食べます。飼育下でも自然界でもクサガメと交雑することが知られており、ハイブリットの雑種は「ウンキュウ」という名前で流通もしています。

飼育

ペットとして購入する場合、ニホンイシガメはミドリガメやクサガメよりも流通量が少ないので、ホームセンターなどで見かけることはあまりなく、専門店でもいつも販売しているところは少なめです。孵化時期の夏の後半から秋ごろにかけては仔ガメが販売されます。ニホンイシガメには熱心な愛好家も多いので、販売しているのを見かけら早めに購入する方がよいでしょう。

飼育容器のサイズは、仔ガメから甲長8㎝ほどの場合、縦33×横18×高さ13㎝ほどの大きさがあれば十分です。この大きさは、フラットタイプのプラケースのLサイズほどです。また、甲長8㎝を超す個体を飼育する場合、70×40×30㎝ほどの、衣装ケースサイズの大きさの容器を用意します。また、野外飼育も可能です。

注意点

ニホンイシガメを飼育する時の注意点は、仔ガメの扱いについてです。ニホンイシガメは他の種類よりも尾が長く、複数飼育する場合、餌やりの時に他の個体の尾に噛みついてけがをさせることがあり注意が必要です。

また、高温には弱く、適温は18から24度ほどなので、夏場は風通しの良い涼しい場所で飼育するようにします。

また、水質の悪化に弱いとされています。カメは肺呼吸をするため、淡水魚飼育のときのように水道水の塩素の中和に躍起にならなくてもよいといわれています。ただし、ニホンイシガメの場合は頻繁に塩素中和を行っていない水で水換えをすると、カビが原因の皮膚病を起こしやすくなるので注意しましょう。

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購入時のポイント・選び方

ニホンイシガメの飼育方法は、基本的にはミシシッピアカミミガメやクサガメとほぼ同じです。

店頭で購入する際のポイントは、できるだけ大きく目がしっかりと開いている個体を選ぶこと、活発に動き、四肢をよく伸ばしていて身体に傷がない個体を選ぶこと、そしてショップがきちんと動物の管理を行えているかを確認することです。

小さい個体は大きい個体よりも弱い個体が多く、眼が開いていない場合はビタミン不足や感染症により白く濁っていることや感染症のためまぶたが腫れていることが考えられます。

また、身体に傷がある、動きが鈍いような個体は感染症にかかっているリスクが上がります。

手足を引っ込めてじっとしている個体は、病気などの異常がなくとも神経質で飼育環境に馴染みづらいことがあるので避けた方がよいでしょう。

また、店内のケージの掃除や水換えが行き届いている場合、販売しているカメをきちんと管理できている証拠になるので、店に対して安心感を持つことができます。

絶滅危惧種

ニホンイシガメはペット用の乱獲や生息地の破壊が進んだ結果、個体数が減少しており、ワシントン条約の付属書Ⅱに掲載されるなど、絶滅の危険性が指摘されています。

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