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クワガタ

ミヤマクワガタの特徴と生態♪生息地や採集方法・時期

2016/09/29

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ミヤマクワガタってどんなクワガタか知っていますか?もし正確に答えられる人であれば、間違いなく昆虫博士です。子供の頃クワガタと言えば、オオクワガタノコギリクワガタしか知らないのが普通です。

図鑑でも一番始めに紹介されることはまずないミヤマクワガタ、その正体を知ることになるそこのあなた、読み終えるころにはミヤマクワガタの虜になる…かもしれません。

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特徴・生態

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まずミヤマクワガタの写真を見ると他の種類と明らかに違った外見を目の当たりにします。

それは頭部の凹凸。
耳状突起と呼ばれるそれは、大アゴの可動において役立っているとされていますが、はっきりとしたことはわかっていません。

このワイルドな頭のファンも多いですが、その大アゴにも特徴があります。

それは地域によって形が違うことです。

生息地(同じ種でも地域差がある)

個体のサイズにより形が違うこと(ノコギリクワガタなど)はあっても、日本においての環境差が顕著なことも興味深い点です。

一般に基本のヤマ型。北海道や東北、本州では標高の高い場所に生息しているエゾ型。それ以外の地域(比較的温暖)や低地に生息しているフジ型。

最後のフジ型は、文字通り富士山で多く確認できるからと言われていますが、富士山って高地じゃないの?と疑問に思ってしまいます。

しかし、この3種類の型に影響を与えるのは、「標高ではなく温度」という研究があります。

つまり富士山の気温より北国の高地の方が寒く、このような分類になったと考えられます。(富士山はものすごく高いので、クワガタが生息できる環境は限られていることもありますが)

ただ一部の地域を除いて、このうち2~3種が混在していることがほとんどなので、一概に温度が全てという訳ではなさそう。これもミヤマクワガタの奥深いところです。

育った環境で武器の形が変わる…これもワイルドな所です。

ここまでくれば予想がつくかも知れませんが、ミヤマクワガタの「ミヤマ」とは、「深山」つまり人里離れた山の奥地を表しています。

よくミヤマとの引き合いに出されるノコギリクワガタですが、彼らは比較的低地で湿度が高い場所を好みます。そこまで田舎に行かなくても、普通に発見できます。それとは対称的なミヤマクワガタは、知る人ぞ知るクワガタ界の隠れヒーロー!と思っているのは私だけかもしれません。

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大きさ

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徐々にミヤマクワガタの魅力に気づいてきましたか?まだまだあります、ミヤマの魅力。それは大きさです。大きさなんてオオクワガタが一番じゃないの?

何をおっしゃいますやら、国内においてですが自然環境下での記録78.6mmは一昔前はトップクラス。

ここ数年ヒラタクワガタの亜種で80.0mmを超える記録もでているようですが、それでもそれらに引けをとらない大きさであることは事実です。

身体には体毛がワサワサ、これもワイドさに拍車をかけています。

おまけにメスの大アゴは、他の種類より大きいという特徴を持ってるので、ミヤマに死角はありません。ワイルド好きのあなたにオススメのミヤマクワガタ、手に入れたい方はぜひ関西へ行きましょう!理由は捕獲方法の欄を見て下さい。

データ

和名:ミヤマクワガタ

学名:Lucanus maculifemoratus

分類:コウチュウ目 クワガタ科

分布:北海道、本州、四国、九州

発生時期:7~8月

捕獲方法

比較的高地にある雑木林にいる。クヌギやタブノキなどを昼間でも活動しているので、夜に行く必要はない。むしろ夜だと姿が確認しづらく捕獲がむずかしい。近畿圏では平地にいることもあるので、関西にお住みの方は普通の山で問題なし。

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