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ミンミンゼミの生態。分布・生息地、鳴き声や鳴く時間など

2016/10/04

minminzemi

ミンミンゼミとはカメムシ目・セミ科の昆虫です。
ミンミンゼミという名前の通り、ミンミンミンと鳴きます。
全国的に生息しているものの、アブラゼミには数が及ばないので見付けにくいかもしれません。
ミンミンミンという鳴き声が聞こえたらミンミンゼミを探してみてはいかがでしょうか?

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ミンミンゼミの生態と特徴

生息地

ミンミンゼミの生息地、見られる時期は次の様になっています。

  • 地域:北海道、本州、四国、九州
  • 場所:低山、平地、雑木林
  • 時期:7月~10月前半

ミンミンゼミは北から南へとほぼ全国的に生息しています。
特に見られる時期は7月~10月前半となっており、夏から秋にかけて見る事が出来ます。

また沖縄や南西諸島には生息していないので、強い暑さには弱いのかもしれません。
本州での分布調査において、気温が高い地域よりも低い地域の方が数が多く見られたとのデータがあります。
セミは夏に現れるため何となく暑い環境が好きそうだと早合点しがち。
ですがミンミンゼミのように当てはまらないケースもあるのです。

特徴

minminzemi2

ミンミンゼミには次の特徴があります。

  • 体色は黒地に緑の模様、背部中央に白色、翅は褐色翅脈に半透明
  • 体長は55mm程度
  • 複眼は黒色
  • 胸部に緑の模様がある
  • 全体的に体型が丸みを帯びている
  • 脱け殻触角に生える毛が少ない
  • 脱け殻触角の節の長さが均等

セミの体型は大体が楕円型をしています。
しかしミンミンゼミは全体的にやや丸みを帯びた体型です。

それから背部中央には白色が見られます。
また翅が半透明で、翅脈が褐色となっています。

やはりミンミンゼミの一番の特徴はやはり体色です。
黒地に緑色の貴族のような模様が見られます。
ただミンミンゼミ全個体にキレイな模様が見られるとは限らず個体差が顕著です。

最後に脱け殻の触角にも特徴があります。
まずセミの触覚は節で連なっています。
ミンミンゼミの触角は各節の長さが均等、それから毛の生え方もまばらです。

アブラゼミの抜け殻と比較すると違いが顕著です。

ミンミンゼミは主にサクラやコナラ等の広葉樹の樹液をエサにしています。
サクラは全国的に植えられているのでミンミンゼミを探しやすいでしょう。
桜は咲いていませんが7月~9月のシーズンには桜の木でミンミンゼミの到来を待ち望みましょう。

天敵

ミンミンゼミの天敵は昆虫類、両生類鳥類、哺乳類になります。
当然ですがカラス等の鳥類には敵いませんし、スズメバチにも捕食される事があります。
弱ってしまえば飛べませんから、さらに小さい昆虫類にも食べられてしまうでしょう。

そして犬もセミを食べてしまう事があります。
散歩途中で拾って食べるペットもおり、地面で休んでもいられませんね。

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飼育について

ミンミンゼミの飼育は非常に困難です。
ケース内に納めても、飛ぶ際にぶつかり組織が傷んでしまって寿命を早めてしまいます。
やはり広い自然の中で自由気ままに過ごすのがミンミンゼミにとっての幸せです。

採集方法

ミンミンゼミを網を使用して捕まえてみましょう。

普通にミンミンゼミを見付けたら網を被せて捕まえます。
大きめのセミですから網も大きくすると狙いやすいでしょう。
網が小さいと狙いが定めにくいですし、網枠がセミに当たってしまう確率が高くなります。

セミは捕獲されると何度も羽ばたいて大暴れしますから、落ち着くまで網の中に入れておいてください。
あまりバタバタさせると疲れて弱ってしまいます。

コラム

ミンミンゼミのちょっとしたコラムを紹介しましょう。

ミンミンゼミが鳴く時間帯

世の中には数多くセミがたくさんいて、種類もバラバラです。
セミはオスが鳴いてメスにアピールする方法で繁殖が行われます。

さてそれぞれの種類が一斉に鳴いたとしましょう。
これでは自分の鳴き声が他のセミの鳴き声にかき消されてメスに届きません。
結果としてセミ全体の個体数が減少し、不利益となる訳です。

そこでセミたちはそれぞれの種で鳴き声を上げる時間をズラす事にしました。
ミンミンゼミは5時から11時くらいの時間帯に鳴いています。

ミンミンゼミとクマゼミはお互いに配慮しています

鳴き声を上げる時間をズラして他の種の繁殖を妨げないようにしたセミ。
これで万事解決と思いきや問題がありました。

時間帯によって鳴き声が重複してしまうのです。
先ほどミンミンゼミは5時から11時くらいまで鳴くと紹介しました。
ですがクマゼミもこの時間に鳴いています。

これではお互いの不利益となります。
なのでミンミンゼミとクマゼミは『発生時期』をズラす事にしたのです。
クマゼミが先で、それからミンミンゼミが後に発生しました。
これならば繁殖時期によって個体数に差が開くので大丈夫ですね。

最後に厳密には鳴き声も少しだけ時間をズラしています。
鳴き声においてはミンミンゼミが早くから鳴き始めてからクマゼミが後を追います。
そしてミンミンゼミが今度は早く鳴き終わり、次にクマゼミの時間となるのです。

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