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ハクビシンの駆除・撃退法!感染症の心配あり、早めに捕獲の検討を

ハクビシンの被害は里山に限らず都会、なかでも住宅街でもみられる場合があります。

戸建ての場合、屋根裏などを住家にされ、糞尿被害に悩ませれる家も多くあります。

またハクビシンを媒介として感染症の心配もあるため、早めの対策をしたいところです。

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ハクビシン対策

注意

ハクビシンには様々な問題があります。

ハクビシンと人獣共通感染症

世の中には様々な感染症がありますが、ハクビシンに関しては人獣共通感染症に注意すべきです。
人獣共通感染症とは文字通り獣から人間へ感染する病気の事を指します。

かつて世界中で問題となった重症急性呼吸器症候群(SARS)を覚えているでしょうか?
WHO(世界保健機関)が注意喚起を行った程の感染症でした。
重症急性呼吸器症候群(SARS)に罹ると、高熱や呼吸器障害の症状が現れて重症化するといったものでした。
各機関の調査の結果、その原因となる動物として浮上したのがハクビシンだったのです。
重症急性呼吸器症候群(SARS)のコロナウイルスとよく似たウイルスがハクビシンのふんから検出されたからです。
また発生国の中国ではハクビシンが食用されていた事も疑惑の原因です。

しかしその後さらに調査を重ねた結果、原因となる動物はコウモリと判明しました。
とんだ濡れ衣を着せられた被害者ハクビシンでしたが、ふんから検出されているので完全に潔白でもありません。

その被害はハクビシンのせい?

農作物を育てていると食害被害に遭う事が多いものです。
さてハクビシンも甘い果物が好物であり、食害の痕跡は非常に特徴的です。
木や棚に成った農作物の"下部のみ"が食われていたら、それはハクビシンの犯行でしょう。
ハクビシンは細い農作物の蔓や蔓棚でも器用に伝い、農作物へ辿り着きます。

この他にはふん尿で屋根裏を腐食させたり、放し飼いにされている鶏を襲ったり、庭の池の金魚やコイを食べるのもハクビシンが原因かもしれません。

ふん尿については「溜めふん」といって水辺周辺の一か所にまとめて用を足す習性があります。
ふんの特徴は細長く、消化しきれなかった餌の種が付いている事が多いです。
ノミやダニ等の寄生虫や病原菌が付着しているでしょうから、見付けたら適切に処理してください。

捕獲および飼育について

ハクビシンは鳥獣保護法の保護管理下にあるため、みだりに捕獲や飼育が禁じられています。
しかし例外として農作物被害を受けている場合、研究目的である場合には地方自治体へ許可申請をすれば捕獲も飼育も可能です。

しかし許可を取って飼育できたとしても、ペットのように飼育可能な生き物ではありません。
子供から飼育すればある程度はなつきますが、やや凶暴であったりしつけが上手く行かないからです。
またジャコウネコ科の動物なので、臭腺からの悪臭を食らう恐れもあります。
もし病気になっても診察が可能な獣医も見付からないのでペットには不向きです。

ハクビシンを予防する対策方法

対策を講じ、ハクビシンが居つかないよう予防しましょう。

  • 庭木の果実をとる
  • 庭に生ごみを置かない
  • 屋外飼育をしない
  • 家屋の点検を行う
  • 侵入経路を塞ぐ

カキや桃等の甘い果物を育てている場合には収穫時期を過ぎたら片付けましょう。
雑食性なので庭に生ごみを置かず、鶏などの捕食される生き物を飼育しないようにしてください。
家屋の点検を行う事も重要です。
屋根裏や壁際に居ついてしまうとふん尿で家屋が腐食します。
足跡等不審な点があれば注意しましょう。その際、侵入経路となりうる箇所は塞ぐようにしてください。

関連記事:ハクビシンの生態知り被害を抑える。鳴き声、エサ、ふん害など

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