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ゴキブリの生態と対処法(退治、予防)。種類、卵の特徴

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ゴキブリとはゴキブリ目・ゴキブリ科の昆虫です。

不衛生な場所に生息し、サルモネラ菌を保有しています。
そのため赤痢や腸チフス等の病気を媒介することがあります。

強力な繁殖力なので駆除には覚悟しましょう。
特にチャバネゴキブリは繁殖力の強さから、日本の侵略的外来種ワースト100にランクインしています。

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ゴキブリの生態と特徴

生息地

ゴキブリの生息地、見られる時期は次の様になっています。

  • 地域:北海道、本州、四国、九州、南西諸島
  • 場所:民家、繁華街の厨房、朽ち木、樹皮の裏
  • 時期:5月~10月
  • 活動気温:20度~30度程度
  • 致死気温:35度~40度以上

ゴキブリは北は北海道、南は南西諸島まで全国的に生息しています。

特に見られる時期は5月~10月となっており、初夏から秋にかけて見る事が出来ます。

20度~30度が活動に適した気温で、35度以上となると動きが緩慢になります。

そして40度を超えると死に至る個体が発生します。

タンパク質の凝固温度は42度からですから、ゴキブリも例外ではありません。

特徴

gokiburi2

ゴキブリには次の特徴があります。

  • 体色は種類により光沢黒色、光沢褐色、光沢赤褐色(成虫)
  • 体長は15mm~40mm程度(成虫)
  • 翅があるが、飛べる種と飛べない種がいる
  • 触角と尾角を各2本ずつ持つ
  • 視角が優れていない
  • 卵鞘を持ち歩く
  • 孵化までは約1ヶ月程度
  • 不完全変態を遂げる
  • 寿命は約1年
  • 夜行性

まずゴキブリは日中物陰に隠れており、辺りが暗くなると活動します。
視力が悪いので、触角と尾角で周辺の様子を窺います。

卵、孵化の特徴

それからサナギにならず不完全変態を遂げるので、卵から赤ちゃんゴキブリが出てきます。
しばらくすると次第に薄茶色に色が付き、脱皮を繰り返して成長するのです。

またゴキブリのお尻や腹部には卵鞘(らんしょう)が付着しています。
ゴキブリは成虫も幼虫も乾燥に弱いので、卵鞘に包んで乾かないようにしているのです。

この卵鞘がとても厄介で、殺虫剤を噴射しても薬剤が卵に届きません。
ゴキブリは卵鞘を常に持ち歩き、孵化するまで保護します。

ちなみに卵鞘を付けていたら、そのゴキブリはチャバネゴキブリかヤマトゴキブリです。
なおクロゴキブリは卵鞘を体に付着させません。

卵は約1ヶ月程度で孵化します。
孵化に必要な期間は気温に左右され、温かいと早く、寒いと遅くなります。

寿命は約1年ですが環境や種類によって異なります。

食性および餌

ゴキブリは雑食性で、エサは何でも食べます。

まず昆虫の死骸から人間の食べ物はもちろん、書類や塵ほこり、人間の髪の毛までエサにするのです。
そしてゴキブリの自身の糞も例外ではありません。
とにかく何でも食べて体内にエネルギーを蓄積しています。

ゴキブリを潰すとややテカテカした油のような白っぽい体液が滲み出ます。
これはゴキブリが体内にエサを脂肪体として蓄積している証拠です。
エサにありつけない時もありますから、脂肪体に変えてエネルギーとして貯めているのです。

雑食性でエネルギーを貯める、これがゴキブリの生命力の強さの源です。

天敵

ゴキブリの天敵は昆虫類、鳥類、爬虫類、哺乳類になります。
特に有名なのはアシダカグモです。
アシダカグモはゴキブリを発見すると、逃げられないよう覆い被さります。
そして長い手足でゴキブリを閉じ込めて捕食するのです。

この他にはネズミ、ネコ、カマキリムカデゲジゲジカエルも捕食者です。
不快害虫であるアシダカグモとゲジゲジを駆除しないようにしましょう。

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飼育?について

オススメはできませんが、ゴキブリは簡単に飼育できます。

用意するもの

  • 瓶、タッパー(密閉式推奨)
  • エサ
  • 霧吹き

かなり生命力が強い昆虫ですから、飼育は容易です。
瓶にエサを入れ、温かく湿った場所に置いておけば大丈夫です。
たまに溜まった糞を捨てて清潔に保ちましょう。

注意!糞には集合フェロモンが含まれます

ゴキブリが最初は一匹だったのに、いつの間にか複数匹いる場合があります。
実はゴキブリの糞には"集合フェロモン"が含まれているのです。
つまり一匹ゴキブリが糞をしたら、嗅ぎ付けた仲間がそこに集まってくるのです。

一応飼育の際には糞の処理を徹底しましょう。
ですからフェロモンが飛ばないよう、瓶などの密閉できる容器を推奨しています。

捕獲方法

ゴキブリ捕獲方法は次の通りです。

使用する道具

ビニール手袋

ポイント

非常に動作が素早いので注意してください。
そしてクロゴキブリは飛んで人間に付着する事もあります。
ちなみにチャバネゴキブリは飛びません。

またゴキブリは壁沿いに走る習性がありますが、実際には不規則に蛇行する個体もいるので要注意。
ですから捕獲時にはゴキブリと距離をとって、いざとなったら逃げられるスペースを確保してください。

ゴキブリの対処法

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ゴキブリ自体に毒はありません。
しかし非常に不衛生ですし、家庭に生息しているのは問題です。
発見次第、迅速に駆除をするようにしましょう。

ゴキブリを潰さず安全に退治する方法

叩き殺したり、殺虫剤を噴射すればゴキブリは退治できます。

しかし後片付けが面倒ですし、赤ちゃんがいるご家庭は薬剤が心配です。

そこで床を汚さず、赤ちゃんにも優しい以下の方法で駆除してみてください。

4つの方法

  1. 熱湯、長ズボン、靴下
  2. ドライヤー、延長コード
  3. 洗剤
  4. 掃除機、殺虫剤

1、熱湯で駆除

まずコップ一杯の50度~70度の熱湯をゴキブリにかけるだけでOK。
ゴキブリは体温が50度以上になるとすぐに死にます。
ただし熱湯が飛び散るので長ズボンや靴下を履き、やけどを防止しましょう。

2、ドライヤーで駆除

ドライヤーもゴキブリの体温を上げるので効果的です。
逃げ場を塞いで熱風を当てると一網打尽でしょう。
延長コードで動ける範囲を拡張しましょう。

3、洗剤で駆除

洗剤を原液のままゴキブリにかけます。

ゴキブリは気門を通じて息をしているのですが、昆虫類は全身が油膜で覆われています。
油膜は撥水効果があるので、気門に水が入らないようにしているんですね。

しかし油膜は洗剤に含まれる界面活性剤でたやすく壊れます。
すると洗剤がどんどん気門から入って、ゴキブリは窒息死となるのです。

4、掃除機で駆除

素早いゴキブリを掃除機で吸引、その後パック内に殺虫剤を噴射してゴキブリを退治します。
掃除機は床も手も汚さないので一番安心でしょう。

ゴキブリの繁殖を予防するには?

小まめな清掃と除湿

ゴキブリは乾燥に弱く、湿気が大好きです。
水が1滴あるだけでしばらく生き延びます。

ハーブを活用する

ゴキブリはハーブが大嫌いです。 (ハッカ、ラベンダー、レモングラス等)

床をハーブエキスを含ませた布で拭くと忌避効果を発揮します。
 
ハッカ油を無水エタノールと精製水で希釈し、霧吹きで網戸や玄関に吹き掛けても予防となります。

仕様上の注意

しかしハッカ油は"ポリスチレンを溶かす"働きがあるので、網戸に拭き掛ける時は濃度に注意してください。

そしてスプレーボトルはハッカ油で溶けない素材を使いましょう。

オススメは熱湯消毒が行える"ガラス製"です。
 (※ハッカ油はネコ等のペットがいる場合には使用を慎重に!!)

ハッカ油のスプレーレシピ
  • ハッカ油…約20滴
  • 無水エタノール…10ml
  • 精製水…100ml
ハッカ油で溶けない素材
  • ポリプロピレン(PP)
  • ポリエチレン(PE)
  • ガラス

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