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無添加のススメ!ドッグフードに含まれる添加物が犬に及ぼす危険性

2016/12/26

市販のドッグフードは安くて、ホームセンターやドラッグストア、スーパーなどで気軽に購入する点が魅力ですよね。

しかし、市販のドッグフードには添加物が多く入っているので、愛犬の健康を脅かす恐れがあります。

全ての添加物がそうであるとは言えませんが危険な添加物も多くあることは事実です。

そこで今回は、ドッグフードを選ぶ際に是非とも注意したい、危険な添加物をご紹介します。

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危険性の高い添加物

酸化防止剤

そもそもなぜ、市販のペットフードは安価なのか、ご存知でしょうか?

それは大量生産をしている為です。

大量生産することで生産コストが抑えられるので、安価で販売する事が出来ます。
安価であればその分、消費者からのニーズが高まり、利益が上がることになります。
利益を上げ続けるには、安いペットフードを生産し続けなければなりません。
その為には、大量生産できる以下のような安い材料を使う必要があります。

  • 穀物(トウモロコシや小麦など)
  • 肉副産物(動物の肺、肝臓、腎臓、胃、腸、血液など)
  • 4Dミート(病死・死にかけ・死骸・障害等がある動物の肉)
  • 脂肪(鶏脂肪、魚油、ひまわり油、廃棄油など)

上記のような品質の低い、または粗悪(本来、廃棄すべきもの)な原料は非常に酸化しやすいので、それを防ぐ目的として、以下の「酸化防止剤」という添加物が含まれています。

エトシンキ

強力な酸化防止剤でまた安価なので、市販のペットフードに最も広く使われる。
人間の食品はおろか、農薬として使用することさえ禁止されている非常に毒性の強い物質。
皮膚炎などのアレルギーや発がん性の疑いがある大変、危険な添加物。

BHA、BHT

ガソリンや石油用の酸化防止剤。
BHAは、現在、食品(バターやパーム油、ガムなど)にも使われています。
エトキシキン同様、発がん性の疑いがある大変、危険な添加物。
また染色体異常、歩行失調、脱毛、異常行動が起こる恐れがあります。

ソルビン酸カリウム、亜硫酸ナトリウム

人間用のチーズやかまぼこ、ジャムなどの食品にも使用されているソルビン酸カリウムとハムやソーセージ、ワイン、豆腐などの食品に使用される亜硫酸ナトリウムが反応すると発がん性物質が作られる。
また亜硫酸ナトリウムを摂り過ぎると嘔吐や下痢、アレルギーなどの症状が引き起こる恐れがあります。

しかし、酸化防止剤を入れずにいると油脂が酸化し、毒性が高まり、下痢を起こしたり、肝臓に負担がかかる恐れがあります。

酸化防止剤でも以下のような天然の酸化防止剤を使用しているドッグフードであれば安全性に問題はないので安心して与えることが出来ます。

  • ビタミンC(アスコルビン酸)
  • ビタミンE(トコフェロール
  • ミックストコフェロール
  • クエン酸
  • ローズマリー抽出物
  • 緑茶抽出物(カテキン)

着色料&甘味料

市販のペットフードには多くの着色料や甘味料が入っているけど、一体なぜ?
と、気になったことはないでしょうか?

その理由は、着色料をたくさん入れることで、見た目を美味しく見せたり、嗜好性を高める事が出来れば、消費者のニーズが高まり、利益が上がるからです。

しかし、それは品質の低い、または粗悪な原料であることを誤魔化しているだけに過ぎません。

以下のような着色料、甘味料は特に愛犬の健康を害する恐れがありますので、注意しましょう。

着色料(赤色3号、40号、102号、105号、青色2号など)

原料は石油で、多量に摂ると発ガン性、染色体異常、遺伝毒性、アレルギーなどを引き起こす恐れがあります。
また長期に渡って摂り続けた場合、体内で添加物が蓄積し、食欲低下、成長力低下、皮膚疾患、内臓疾患などにかかる恐れもあります。
特に赤色3号、赤色102号は、欧米では食品の使用に禁止されている程、大変、危険な添加物です。

甘味料

ソルビトール・・・甘みがある為、嗜好性を高める目的として、使用される。
ダイエット食品にも使用されるが過剰摂取により、女性が亡くなったケースがある為、避けた方が良い添加物です。

ビートパルプ・・・甘みがある為、嗜好性を高める目的として、使用される。栄養価は殆どなく、摂り過ぎると便秘になる。

コーンシロップ・・・粘り気や弾力性を持たせ、嗜好性を高める目的として、使用される。摂り続けると膵臓や副腎に害が及ぶことで糖尿病が引き起こされる恐れがある。

グリシリジン・アンモニエート・・・甘みがある為、嗜好性を高める目的として、使用される。安全性が不明なことから人間用の食品には使用されていない。

着色料&甘味料も酸化防止剤同様、ホウレン草やカボチャ、ニンジンなどの自然素材を使用している天然着色料やはちみつや酵母、ハーブなどの天然甘味料など天然の添加物を使用しているドッグフードを選びましょう。

まとめ

以上、ドッグフードに使用されている危険な添加物についてご紹介しました。

  • 大量生産の為、合成酸化防止剤が多く使われる。
  • 合成酸化防止剤の多くは、発ガン性の疑いがある。
  • 品質の悪さを誤魔化す為、合成着色料、人工甘味料が使われる。
  • 天然の添加物であれば問題はない。

愛犬の健康を考えるのであれば是非、危険な添加物が多く使用されているドッグフードは与えず、天然の添加物が使用されたドッグフードを選んでみましょう。

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