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ボルゾイのこと。性格や特徴から飼い方を知る。胃捻転・外耳炎に注意

2017/01/05

borzoi

長い手足とスレンダーな体型が特徴のボルゾイは、ロシアン・ウルフハウンド(日本語でロシアの猟犬という意味)とも呼ばれる通り、ロシア原産の犬種です。

猟犬としては視覚を用いて獲物を探す役割を果たす、サイトハウンドというタイプに分類されます。

ボルゾイとはロシア語で“俊敏”という意味で、時速50km以上で走ることができ、「狼狩り」の犬として王侯貴族に飼育されていた歴史を持ちます。

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ボルゾイのこと

歴史

ボルゾイは遡ること15から16世紀、「狼から人間を守る」という目的のため、グレイハウンド、ロシアン・シープドッグ、サルーキなどの犬種と交配した結果誕生しました。

この頃は狼狩りが貴族の間で流行していた時期でもあり、ボルゾイは貴族の犬、というイメージができていました。そのため、ロシア革命時には貴族への攻撃としてロシア国内のボルゾイのほとんどが殺され、一時は絶滅の危機に瀕していました。しかし、海外の王侯貴族への贈り物されていたこともあるため、なんとか絶滅を免れた、とされています。

体の特徴

体高70~80cm、体重35~50kgに育つボルゾイは、超大型犬に分類されています。細身でスレンダーな体型で、極寒の地方で誕生した種類のためか長い被毛を有しており、厳しい寒さに耐えることができます。

被毛の種類はストレート、ウェーブ、カールのものがおり、毛色は白、グレー、黒などが知られています。日本では白系の体色をしたボルゾイが人気ですが、単色よりも白をベースにグレーや黒色の斑点が入った体色の方が多いようです。

性格

ボルゾイはサイトハウンドと呼ばれる猟犬で、視覚を用いて狩猟を行ってきました。このタイプの猟犬は監督者となる飼い主がいない場で「どのように獲物を扱うか」という判断を迫られるため、独立心・自尊心が高い個体が多く、「しつけが難しい」犬種として知られています。
ボルゾイはこのようなサイトハウンドの中にあって例外的であり、マイペースでおおらか、おとなしく友好的であることが知られています。そのため、愛玩犬などとは異なるものの、サイトハウンド中では比較的飼育やしつけが簡単と言われています。

飼い方

ボルゾイはサイトハウンドの中では性格が小難しくないと言われていますが、あまり初心者向きの犬ではありません。

吠えることは少なく、他のサイトハウンドより独立心は少ないとされるものの、愛玩犬などと比べて自分の判断を通したい、頑固な一面を持っています。

また非常に運動能力が高く大型であること、暑さには比較的弱いこと、などから、飼育の際には周りの環境とも相談しなければなりません。

注意点

運動

ボルゾイの運動能力は狩猟犬の中でも群を抜いており、毎日の散歩には覚悟が必要です。具体的には、毎日最低1時間~2時間の散歩時間を確保するようにしましょう。ゆったりと歩くよりも、競歩のように早く歩く、(しつけがきちんとできているなら)自転車と並行で走らせる、といった、より運動強度の高い散歩がおすすめです。

また、広い公園で思いっきりダッシュ、ドッグランで走らせる、といった運動もボルゾイは大好きです。

ブラッシング

被毛の長い種類のため、週に最低3回はブラッシングを行うようにします。換毛期には毛が抜けやすくなるため、ブラッシングを毎日行うようにすると良いでしょう。

病気

ボルゾイは体が丈夫で病気になりにくいとされていますが、大型犬でよく見られる胃捻転、垂れ耳の犬種に見られる外耳炎の2つになりやすいとされています。

胃捻転は食べ過ぎ、水のがぶ飲み食べた直後の運動、早食いなどが原因とされ、外耳炎は耳の周囲を清潔に保てていないことが原因です。

予防のため、前者はご飯を数回に分けて食べさせる、食後すぐの運動を控える、後者は耳掃除をする、といった対策を立てると良いでしょう。

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