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ビジョンフリーゼの性格と特徴。大きさ、トリミング、なりやすい病気と対策

ビジョンフリーゼについて

歴史

ふわふわもこもこ、わたあめのような外見をしたビションフリーゼは地中海沿岸がふるさととされています。

14世紀にイタリア人水夫の手によってもちこまれたこの犬種は、またたくまに上流階級の貴婦人たちから愛玩犬として寵愛されるようになりました。

イタリアのみならずスペイン、フランスなどヨーロッパ各地で人気のあったビションフリーゼですが、栄枯盛衰は世の常で人気は斜陽の一途をたどるようになります。「上流階級の愛玩犬」から「平凡な、どこにでもいる犬」となってしまったビションフリーゼですが、愛嬌のある姿と芸達者さから大道芸人や道行く人々の人気を得てほそぼそと生きながらえることになります。

しかしその後、2度の世界大戦を経て再び絶滅の危機に瀕することになります。しかし1950年代にアメリカに持ち込まれた後、60年代になると独特のヘアカットと宣伝が功を奏して一躍人気犬種に躍り出ることになりました。
これほど栄華と没落を繰り返した犬種もめずらしいかもしれませんね。

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体の特徴

毛並

ビションフリーゼの特徴は、なんといっても2層に分かれたふわふわの毛です。下の犬は絹糸のように細くやわらかで密集し、上の毛は荒い巻き毛になっているため、手で押すとふわふわ、ふかふかとした弾力を感じることができます。

大きさ

小型犬に分類され、体高は30cm、体重は6kg前後とされています。毛の色は純白のみですが、子犬のころには手足の先、耳周りが薄く色づくこともあるようです。

性格

活発で行動的かつ社交的、くるくるとよく動き回る姿が愛嬌たっぷりなビションフリーゼは見知らぬ人や家族ともうまく関係を気づくことができる犬種です。その性格上警戒心は弱いので、番犬としては不向きです。

飼いやすさ、飼い方

運動はたっぷりと

小型犬に分類されるビションフリーゼですが、活発で運動好きな面をもっているため、毎日の散歩や運動は必要不可欠です。

室内飼育が基本の犬種ですが(毛の色は日焼けの程度によっても変わるため、純白の毛を保つには室内飼育がベスト)、室内でたっぷり遊ばせるのはもちろん、1日30分程度の短い散歩や外でのフリスビー遊びなど、工夫をこらして楽しく運動させるようにしましょう。毛の量が多く熱がこもりやすいため、暑い時期の長時間散歩は苦手なようです。

トリミングについて

ビションフリーゼの特徴的なカットは「パウダー・パフ」と呼ばれ、アメリカで考案されたものです。このカットは日々の毛の手入れをきちんと行わなければぺたんとしたボリュームのないスタイルになってしまいます。加えて抜け毛が多い犬種のため、1日に1回のブラッシング、2か月に1回のトリミングを欠かさないようにすると良いでしょう。

病気に注意

尿石症

ビションフリーゼを飼う際に気を付けたい病気は、尿石症と皮膚病です。尿石症は尿結石のことで、尿管が詰まって排尿ができなくなった場合に食欲不振、最悪の場合短期間で死に至ります。解決策として、きちんと排尿できているか毎日チェックすること、健康診断の際は尿検査を追加すること、などが挙げられます。

皮膚病

地中海の乾燥した気候で誕生したビションフリーゼにとって、多湿な日本の夏はとても苦手なようです。毛量も多く湿気のたまりやすいこの季節は皮膚病にかかることも多いため、普段にもましてしっかりとしたブラッシングを心がけてあげることが大事です。

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