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アオダイショウ(青大将)に毒は?飼育もできる♪白蛇アルビノ

2016/09/20

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アオダイショウは本州四国、北海道や九州はもちろん、長崎の壱岐、鹿児島県の大隅諸島や伊豆諸島などの離島にも生息する日本固有種のヘビです。

およそ100から200㎝くらいの大きさに育ち、褐色から青っぽい緑色まで、体色は地域差・個体差が大きいとされています。

ちなみに誤解されることが多いのですが、アオダイショウには毒がありません。大型のヘビを見るとびっくりしますが、その点ではハブに噛まれたときのような心配はなさそうです。

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特徴

生息域

アオダイショウは人が立ち入らない深山幽谷よりも、平地や森林、里山のように人が適度にいるような環境に好んで生息しています。

ヘビには夜行性のイメージがつきものですが、本種は昼行性で日が高いうちに活発に行動します。

逆に、夜中には石の下のような物陰に隠れて眠っています。

アオダイショウは木登りが上手ですが、地を這うことも多く、ときに地中でも活動することから、生活範囲の広いオールラウンダーなヘビと言えるでしょう。

 

肉食性のアオダイショウは、木登り名人であることを生かして鳥の卵やヒナ、そしてネズミなども食べます。

アオダイショウはノドのあたりに卵を割るのに最適な突起を持っています。卵を呑み込んだ直後のぷっくりと膨れた姿は、一部だけ見れば伝説のツチノコにちょっぴり似ています。

また、ネズミを追って屋根裏部屋や倉庫、小屋にも侵入することもあります。本種の天敵は猛禽類やカラス、タヌキなどで、子どものヘビの場合はノラネコやシマヘビなども敵となります。

このような敵を撃退するために、アオダイショウは危険を感じると総排出口と呼ばれる、肛門と産卵口両方の役割を果たす穴から臭いにおいを出します。

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アルビノ

アオダイショウは穀物を実らせる大地を這い、害獣となるネズミを食べることから、古くは神の使いとされていました。

中でも、生まれつき色素のないアルビノ個体は、真っ白な体に紅い眼という神秘的な姿から、信仰の対象となることもあります。

有名なのは山口県岩国市の白蛇で、1924年に天然記念物に指定されています。

アルビノ個体は生まれること自体が珍しく、屋内で目立ちやすく天敵に狙われやすいため、大人になるまで生き残る確率はとても低いとされています。

しかし、岩国付近では信仰の対象とされたためかアルビノ個体の生存率が高くなり、現在では他の地域に比べて高い確率で白蛇を見ることができます。

飼育方法と性格

アオダイショウは性格の個体差が大きく、おとなしい個体もいれば気の荒い個体もいます。

日本では普通に見られる蛇ですが、本種はあまり神経質な性格ではないため飼いやすく、繁殖も簡単でヘビ飼育初心者にぴったりのヘビです。

多くのヘビと同じく冬眠をしますが、熱帯原産の種類と比べると特別な機械が必要ないので初期設備も少なくてすみます。

飼育には、飼育ケースとそのふた、水入れ、隠れ家と床材、そして餌さえ揃えればすぐに買うことができます。

餌はペットショップで売っている冷凍マウスを解凍して与えます。

ヘビは人間には信じられないほど腹もちがよいので、一日三食餌を与える必要はまったくありません。基本的に、与えた餌が糞として排出された後に餌をやれば十分です。アオダイショウはヘビの中でも餌付がよい方です。

ちなみに寿命は長めで、10年は普通に生きるとされています。

アオダイショウの繁殖シーズンは初夏で、5から6月ごろに交尾を行い、7から8月に産卵し、その後40日から2か月ほどで孵化します。赤ちゃんの体は灰色がかった茶色で、濃い色の格子状の縞模様があり、パッと見はアオダイショウというよりはニホンマムシに似ています。これはニホンマムシに姿を似せることで、「毒を持っているぞ」と天敵に思わせるためだと言われています。

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