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毒性あり!ニホンアマガエルの生態♪飼育方法、餌は何?

2016/09/29

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「かえるのうた」のような童歌でお馴染みの、日本人にとって最も身近なカエルといえば、アマガエルではないでしょうか。最近では都心部で水田を見る機会はめっきりと減ったものの、少し校外へと足をのばせば、梅雨時にはカエルのコーラスが聞こえるのどかな田園地帯へ行くこともできるでしょう。

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アマガエルの生態と特徴

生息地

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アマガエルの正式な名前は「ニホンアマガエルです。ニホンとつくからには我が国固有種かと思いませんか。

実は、このカエルの分布は日本、朝鮮半島、中国東北部と想像よりもずっと広いのです。
国内では、北海道、本州、四国、九州の他に、北方領土の国後島や新潟県の佐渡島、南では島根県の隠岐諸島や鹿児島県の大隅諸島のような離島にも生息しています。

また、同じ離島でも伊豆諸島の八丈島では、本来分布していないものの他の地域から持ち込まれた「国内外来種」としての生息が確認されています。

体長・色

本種の特徴は体長2。5から4。5センチと小型で、雌の方が雄よりも大きく育つことです。また、雌雄どちらも背面は明るい黄緑色、覆面は白色で、鼻から目、耳にかけて太い縞模様があることです。

環境によって色が変わる

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※変身後↑

ニホンアマガエルは周囲の色によってある程度体色を変えることができます。白っぽいコンクリート上にいる場合はベージュ、樹の上にいるときには薄い茶色のまだら模様になります。

これは、天敵に見つかって食べられるのを防ぐのに役立っています。緑色の体色は、草むらにいるときにとても効果を発揮しているのです。

ところで、どうしてアマガエルは色を変えられるのでしょうか。

このカエルは「色素胞」と呼ばれる、色素のつまった細胞をたくさんもっています。この色素の入った細胞が大きくなったり小さくなったりすることで、周りに合わせて色を変えることができるのです。
色素胞には色によって青色、黒色、黄色など色々なタイプがあります。

もし先天的な原因によってこの色素胞のうち1つでもかけてしまうと、ニホンアマガエルの体色は黄緑色ではなくなってしまいます。

野外で発見されることもある「空色のアマガエル」や「黄色いアマガエル」、「眼の赤い白いアマガエル」が変わった色をしているのはこのためです。これらのカエルは見た目がとても鮮やかなので、観賞用として人気があります。

餌や天敵

ニホンアマガエルの餌は昆虫などで、完全な肉食性です。一方、天敵はサギなどの水鳥、モズなどの鳥類や水生昆虫、大型のカエル、ヘビ類やイタチのような哺乳類などです。

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飼育方法

基本的に人になれやすく、餌の調達も簡単であること、丈夫でオタマジャクシから育てるのが簡単なので、ペット向きの種類です。

飼育する場合には、プラスチック水槽に足場となるレンガなどをいくつか入れ、やや浅めに水を張るとよいです。

ただし、飛び跳ねて逃げ出すのを防止するため、くれぐれきちんとふたを閉めるようにしましょう。

餌は、ペットショップなどで販売している冷凍コオロギでもよいですが、草原で捕まえた小さなバッタなどでも十分です。

実は毒性あり!捕獲時など触る場合は注意しましょう

オタマジャクシもカエルも水田で簡単に捕獲できます。

しかし、飼育するにしろ捕まえるだけにしろ気を付けなければならないことがあります。
それは、ニホンアマガエルを素手で触ったあとに目をこすらないことです。

実は、ニホンアマガエルが皮膚から分泌する粘液にはカエルの体を細菌から守るために毒が含まれています。

それほど強くないため、直接カエルを手で触るくらいなら問題はありません。

しかし、傷のついた手で触る場合、体の中でも特にデリケートな眼や口などの粘膜を触る場合、毒のせいで激しく痛むこともあります。

特に、目に入ったときには失明する危険性もあるほどなので、くれぐれもニホンアマガエルと戯れる際には気を付けましょう。

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